ヴィースバーデン観光とクリスマスマーケット:2019またドイツ旅3
2019年12月5日(木)
マインツの後はヴィースバーデンへ。
昼過ぎから夕方まで、だんだん暗くなるクリスマスマーケットを楽しみました。
旅程
「2019またドイツ旅」の観光日程は次の通り。
5日(木)マインツ🔗
ヴィースバーデン(←今回ここ)
6日(金)フランクフルト🔗
7日(土)エアフルト🔗
8日(日)シュトゥットガルト🔗 エスリンゲン🔗
9日(月)ケルン
①ケルン大聖堂周辺🔗
②職人と小人の国🔗
③港のマーケットとランチ🔗
④光と色が美しい夜のマーケット🔗
5日は午前中にマインツを観光した後、昼過ぎにヴィースバーデンへ移動し、夜は再度マインツに立ち寄りました。
意外に大きな街
マインツとヴィースバーデンはライン川の対岸にあり、電車で10分程度の近さです。
ヴィースバーデン中央駅の駅舎にはクリスマスの飾りがずらり!
くるみ割り人形、かわいい。
ヴィースバーデンって名前しか知らなかったのですが、ヘッセン州の州都です。
(フランクフルトではない!)
街もけっこう大きい。
ガイドブックによると、観光の中心となる旧市街へは、市営バス1、8、14、16番で約7分の「Kurhaus」(クアハウス)まで行くのがいいとのことなので、その通りにスタート。
バスの中から見えたこれは時計屋さん?
「世界最大のカッコウ時計」と書いてあるけど「トナカイ時計」というべきでは……。
バスを降りたのはだいたい↑この辺。
停留所の名前「クアハウス」はカジノも併設された大きな施設です。
街の名前に「バーデン」と付くだけあって、高級温泉保養リゾートなんですね。
隣には州立劇場もあり、まさに中心地。
でもクアハウス前庭、広すぎ!(地図で広さが分かるかと)
この日の霧っぽい気候では建物が霞んでなんだかよくわからない状態でした。
夏に来たらとっても気持ちいんだろうなあ……。
というわけで、近寄らず、写真もなし。
ホテルでトイレ休憩
クアハウスをスルーしたのは、実はトイレに行きたいという事情がありました。
寒い中、屋外をずっと歩いていると、当然トイレに行きたくなりますよね。
クリスマスマーケット巡りをするときは、トイレの事前チェックも重要です。
会場に臨時トイレがある場合もありますが、混雑してるし、あまりキレイじゃなさそうなので使ったことありません。
ドイツは公衆トイレが基本的に有料(無料公衆トイレは超汚い)なので、クリスマスマーケットだけでなく、通常の観光でも「キレイなトイレが無料で使える場所」を調べておいた方が無難です。
カフェやレストランに入って食事や休憩のついでにトイレも済ませておくのが一般的ですが、そうそう食事ばかりしていられません。
デパートや駅のトイレも有料です。
そこで私のオススメはホテル。
大きなホテルならロビーに宿泊客以外も出入りするし、1階にキレイなトイレが必ずあって無料で使えます。
クアハウスの停留場から一番近かったのがこのホテル。
「Nassauer Hof」(ナッサウアー・ホフ)。
クリスマスのデコレーションが素敵ですねー。
ヴィースバーデンの最高級ホテルだそうで、全然人通りがないにもかかわらず、入り口に男性が立っていて、近づくとドアを開けてくれました。
トイレを利用するためだけに入るのは気が引けましたが、悩んでいる余裕はなかったので、宿泊客みたいな顔(?)をして堂々入場。
さすが最高級ホテル。
洗面台にはおしぼりが置いてあって、期待以上に広くてキレイなトイレでした。
ありがとうございました。
温泉の噴水
クアハウスとは逆の方向へ行くと、温泉が吹き出ている「Kochbrunnenplatz」(コッホブルンネン広場)に出ました。
広場の名前になっている「コッホブルンネン」。
「沸く噴水」くらいの意味でしょうか。
湯気がすごくて周囲が見えません。
68.75度の温泉水が毎分880リットル流れているのだそうです。
ヴィースバーデンは、マインツに比べると寒さがマイルドでした。
温泉のおかげかもしれません。
それでも十分寒かった!
その横には温泉が飲めるパビリオンがありますが、残念ながら改修中でした。
ライオン?
神話の生き物?
旧東ドイツの信号機由来のキャラクター「アンペルマン」を彷彿させる像。
「Grenzen überwinden」(国境を越える)と書かれており、裏側には「25 Jahre Deutsche Einheit」(ドイツ統一25年)とあるので、25周年の際に記念で作られたと思われます。
宮殿広場のクリスマスマーケット
いよいよクリスマスマーケットへ。
Schloßplatz(宮殿広場)がヴィースバーデンのメイン会場です。
写真左奥はマルクト教会。
その隣(写真中央奥)が新市庁舎。
観光の中心となる広場です。
百合の花がシンボルの「流星マーケット」
あらゆるところに百合の花びらをかたどったイルミネーション。
百合はヴィースバーデンの紋章にも使われている街のシンボルです。
入り口の門の表記「Sternschnuppenmarkt」は「流星マーケット」という意味。
屋台の飾りにも流星や星、月が使われています。
上のサイトによると、屋台の数は130。
海は遠いのに、魚サンドの屋台もあります。
定番のろうそく屋さん。
キャンドルホルダーは見ると欲しくなります。
ビールジョッキ型のろうそくもありました!
蜜蝋のろうそくも定番です。
木製のくるみ割り人形やクリスマスグッズがずらり。
これも見ると欲しくなるー。
調理グッズまでかわいい。
ベルギーチョコのお店。
周辺国の商品の屋台もけっこう見かけます。
そして必ずあるソーセージ屋台。
ここはグラーシュ(パプリカ味のシチュー)やグリューワイン(ホットワイン)もあります。
この日2杯目のグリューワイン
というわけで、マインツに続いてここでもグリューワイン飲みます!
スウェーデン風(Schwedische Art)4ユーロ。
アーモンドとレーズン入りです。
カップのイラストがすごくかわいい!
この会場の飾りや教会が描かれています。
デポジット式で3ユーロ余分に支払い、カップを返却するとお金も戻ってきます。
この店の近くに帽子屋さんがあり、気に入った帽子を見つけたので購入。
やっと寒さによる耳の痛さから解放されました!
メリーゴーラウンドも豪華です。
だんだん暗く
だいぶ薄暗くなってきました。
イルミネーションが映えます。
写真中央のクリスマスツリーは高さ25メートル。
3万個もの電球が使われているそうです。
クリスマスグッズ専門店のケーテウォールファールト。
各地のクリスマスマーケットで見かけました。
さすが、デコレーションがひときわ洗練されています。
ランプが美しい。
暗くなると光に吸い寄せられます。
クリスマスピラミッドは店の屋根の上にあるタイプ。
壮観です。
上からちゃんと下を見ています。
目が合っちゃったーみたいな(笑)。
すっかり暗くなりました。
クリスマスマーケットは夜がクライマックスですが、朝から歩き回って疲れているし、寒さで身体も冷えているし、マインツの夜のクリスマスマーケットも覗いていかなくちゃだし、早々に失礼しました。
この調子でクリスマスマーケットを回るのは無理があるなーと実感。
今後はあまり早朝から欲張って動いたりしないようにしようと反省しました。
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