中世風⁉︎エスリンゲンのクリスマスマーケット:2019またドイツ旅7
2019年12月上旬のドイツ旅で各地のクリスマスマーケットを巡りました。
今回はエスリンゲン(Esslingen am Neckar)。
中世風のクリスマスマーケットで知られています。
旅程
5日(木)マインツ🔗 ヴィースバーデン🔗
6日(金)フランクフルト🔗
7日(土)エアフルト🔗
8日(日)シュトゥットガルト🔗
エスリンゲン(←今回ここ)
9日(月)ケルン
①ケルン大聖堂周辺🔗
②職人と小人の国🔗
③港のマーケットとランチ🔗
④光と色が美しい夜のマーケット🔗
後半3日間は遠出になるので、3日用のジャーマンレイルパスをDBのサイトで購入しました。
171ユーロ(21,029円)で3日間乗り放題。
ICEも乗れるし、乗車の予定をいつでも変更できて便利です。
エスリンゲンへ
2019年12月8日(日)
滞在しているフランクフルトから、まずはシュトゥットガルトを訪れました。
さらに、近くのエスリンゲンへ足を伸ばします。
シュトゥットガルト中央駅からエスリンゲンへは電車で12分。
本当にすぐ近くなので、シュトゥットガルトまで行ったら是非立ち寄っておきたい街です。
車内はかなり混雑していました。
クリスマスシーズンの日曜日はやっぱり混雑するみたい。
可能なら避けた方がいいかもしれません。
エスリンゲン到着後もみなさん同じ方向へ歩いていきます。
「クリスマスマーケットに向かっているに違いない」と思って着いて行きました。
実はあまり事前に調べてなかったんですよね……。
中世風のクリスマスマーケットが有名ということしか知らない。
でも、会場まで向かう間も街の随所に中世っぽさが感じられて、期待が高まります。
マルクト広場のクリスマスマーケット
人の流れに身を任せて到着したのが、このマルクト広場。
後で確認したところ、駅から歩いてきた道はベルリナー通りで、マルクト広場(Marktpl.)はロスネッカー運河を渡ったすぐ先です。
周辺の建物も趣があります。
エスリンゲンを象徴する聖ディオニス教会(Stadtkirche St. Dionys)。
上の写真では見えませんが、二つの塔とそれをつなぐ橋が有名みたいです。
下の写真の左奥に写っています。
こちらはロスネッカー運河にかかるアグネス橋(Agnesbrücke)から撮影。
木組みの家が可愛らしい!
エスリンゲンは「ドイツ木組みの家街道🔗」の街でもあるんですね。
マルクト広場にも木組みの家。
オシャレな看板もあります。
こちらはセントポール教会(Münster St. Paul)。
(この和訳なぜ英語読み?)
確かに中世っぽいというか、歴史を感じさせる建造物が多いです。
温かみがあって可愛らしい
クリスマスマーケットはジビエ?な雰囲気(笑)。
黒い森(Schwarzwald)だからか、屋台の屋根にもリアルな感じの野生動物が飾られています。
それと、赤い色が気になります!
屋根の上の天使、可愛い。
この店、一つ一つが可愛くて、ずっと見ていられるなあ。
木製のおもちゃも可愛らしいです。
定番の人形や飾りもなんだか可愛い。
クリスマスピラミッドも温かみがあるシンプルさが可愛らしい。
中世風とは…
確かに中世の可愛いらしさは満載だけど、そこまで特別に中世ってほどでもないなあ……。
強いて言えば、この写真の物見台のような木組みの柵と、ノボリのような旗がそれっぽいけど。
火を焚いたり、下から赤く照らしたりして。
これから何か始まるのかな???
などと思っていたのですが。
このマルクト広場のクリスマスマーケットは、エスリンゲンの中でも「普通」だったみたい(^^;)。
中世をガッツリ味わえるクリスマスマーケットは、すぐ隣の市庁舎広場(Rathauspl.)やハーフェンマルクト(Hafenmarkt)周辺なんだそうで……。
上の写真の木製の柵は、市庁舎広場への門だったようです。
地図を見ると、マルクト広場の奥に市庁舎広場、さらにその奥がハーフェンマルクトです。
ちゃんと調べてから行った方がいいですね(^^;)。
赤いケーゼシュペッツレ
さて、エスリンゲンでも地元の屋台グルメを味わいます。
ドイツ南西部なので、ケーゼシュペッツレ(Käsespetzle)をチョイス。
生のショートパスタのような短い麺にチーズを絡めたものです。
丸ごとのパルミジャーノ・レッジャーノの上でシュペッツレにチーズを絡めているのですが。
なぜか赤い!
このクリスマスマーケットは赤や炎がやたらと目につきました。
中世風を醸し出しているのでしょうか?
不思議というか、怪しいというか……。
出来上がりは普通の色です(笑)。
ケーゼシュペッツレに飴色玉ねぎと小ネギが乗っていて、味に複雑さと深みが増す感じ。
美味しかったです。
量が多いので半分持ち帰りましたが、冷めても美味しかった!
(ジップロック必携です)
帰り道でアンペルマン発見
暗くなってきました。
シュトゥットガルトへ戻ります。
エスリンゲン駅近くまできたところで……。
信号が、なぜか旧東ドイツのアンペルマン(Ampelmann)。
ベルリンやドイツ東部などの旧東ドイツの地域ではよく見かけますが、だいぶ離れた南西部の黒い森地域でも使われているとは。
可愛いからかな?
人気者ですね!
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