フランクフルト観光とクリスマスマーケット:2019またドイツ旅4
2019年12月上旬のドイツ旅で各地のクリスマスマーケットを巡りました。
今回はフランクフルト。
1393年以来続いており、ドイツ最古にして最大規模です。
クリスマスマーケットなのに、夜に訪問できなかったのが痛恨!
でも昼のクリスマスマーケットもキレイでした。
天気が悪かったおかげ(^^;)
旅程
5日(木)マインツ🔗とヴィースバーデン🔗
6日(金)フランクフルト(←今回ここ)
7日(土)エアフルト🔗
8日(日)シュトゥットガルト🔗 エスリンゲン🔗
9日(月)ケルン
①ケルン大聖堂周辺🔗
②職人と小人の国🔗
③港のマーケットとランチ🔗
④光と色が美しい夜のマーケット🔗
マインツとヴィースバーデンを訪れた前日は終日氷点下の極寒!でした。
きょうはどうかな?と思ってお天気アプリを見ると
「悪い」
なんともざっくり(笑)。
いや確かに天気悪いって言うけど。
お天気アプリでこの表記、初めて見ました。
ドイツ語を和訳するとこうなるんですね。
でもこの日の気温、早朝こそ氷点下ですが、日中は4度まで上がることが分かってホッ。
実際、前日より全然マシでした。
中央駅で1日券購入
2019年12月6日(金)
10:30ごろ、まずは1日券を購入するためフランクフルト中央駅へ。
前日同様、みどりの窓口的な「DB Reisezentrum」(ドイツ鉄道旅行センター)のRMV自販機で購入しました。
「5000」はフランクフルトのゾーンを示す数字。
これでフランクフルト内の公共交通機関は一日中乗り放題です。
DB旅行センター前にもクリスマスマーケット風屋台とツリーが並んでいました。
花屋さんのアレンジもクリスマスな感じ。
色がキレイ!
さて、トラムでクリスマスマーケットへ向かいます。
中央駅の正面出口前にトラム乗り場。
ここでもチケット買えたようです。
逆側のトラムが到着して人々が乗り込んでいます。
11番に乗ります。
あと2分!
レーマー広場のクリスマスマーケット
クリスマスマーケットの会場はいくつもありますが、メインはレーマー広場とパウル広場。
この二つの広場はトラムの走る道路を挟んで向かい側にあります。
バスの停留所も「Römer/Paulskirche」(レーマー/パウル教会)で、クリスマスマーケット開催中は車内アナウンスで「Weihnachtsmarkt」(クリスマスマーケット)と付け加えていました。
まずはレーマー広場から。
広場入り口にプレッツェル屋さん。
さまざまなプレッツエルが山積みです!
買いたくなるけど、ここは我慢。
レーマーの前に巨大ツリー
ちょうどいい具合に天気が悪くて(笑)広場の建物もイルミネーションも両方キレイに見えます。
この三つ並ぶピンクの建物が旧市庁舎で、中央がレーマーと呼ばれています。
写真に収まりきらないクリスマスツリーは高さ30メートル以上。
向かい側の建物(写真左)も木組みがかわいい。
写真右奥の塔はニコライ教会です。
屋台の上が気になる
緑の屋根にサンタやツリーや雪だるま。
屋根の上の装飾が可愛くて、屋根ばっかり撮っちゃいました。
ケーテウォールファールトの屋根の上は小さなクリスマスピラミッド。
手前の屋台の上にはレープクーヘン。
奥のメリーゴーラウンドも大きくて豪華。
てっぺんの白馬が何ともビミョーで好き。
こちらの屋根にはプレゼントの箱がいくつも。
サンタがプレゼントを下ろして休憩中?
煙突の上にヘラジカが。
サンタを背負ったまま煙突に入ろうとしています!
こっちにもヘラジカ2頭。
これ、トナカイだと思っていたのですが、後で調べたところヘラジカと判明。
ツノの形が違うみたいです。
サンタのパートナーは、ドイツではヘラジカなんでしょうか。
店のディスプレイもかわいい
このフクロウと家は、商品ではなくディスプレイ。
かわいすぎます!
このサンタクロース、この旅で一番気に入りました!
アップルグリューワイン
毎回飲んでいるグリューワイン。
ここはカップもサンタがかわいい。
カップのデポジットはプラスチックのコインを渡されました。
返却する時にカップと一緒に渡します。
そして中身ですが、普通のグリューワインとは違います。
フランクフルト名物のアップルワインで作られた「アップルグリューワイン」(Apfelglühwein)3ユーロ。
これも飲んでみたかったんですよー。
普通のワインより酸味が強めで爽やかです。
フランクフルトのクリスマスマーケットに行ったら是非です!
グリューワインをちょっと置くテーブルもグリューワインカップ型。
そしてゴミ箱もサンタが描かれています。
隅々までかわいらしさが詰まったクリスマスマーケットでした。
パウル広場のクリスマスマーケット
トラムの道路を挟んで逆側のパウル広場へ。
クリスマスマーケットと関係ないのですが、広場に面した店舗のショーウィンドウが不思議に面白くて撮影。
フクロウ型のメガネホルダーと、猫のカスタネット型ブラシ。
猫のグラスマーカー。
かわいいー。
クリスマスマーケットはこちらも盛況です。
全体的にレーマー広場とテイストが似ています。
サンタが屋根に登っていますが……。
苦労してる?
大丈夫?
ソーセージは炭焼き。
この大きなグリルはクリスマスマーケットでよく見かけます。
看板には日本語もありました。
歌うヘラジカ
ここにもヘラジカ。
と思ったら「♪ we wish you a merry christmas ♪」と音楽が聞こえてきて、このヘラジカが口をパクパク。
歌と絶妙に合っているので、本当に歌ってるみたい!
その後、ジングルベルを歌ったので映像に収めてTwitterに投稿してみました。
これをアップした時はトナカイだと思っていましたが、ヘラジカでした。
場所も間違えてます。ドーム広場ではなくパウル広場。
しかし……。
クリスマスマーケット巡りのおかげで、ヘラジカ好きになってしまった(笑)。
ザクセンハウゼンでランチ
さて、お腹が減ったのでランチに行きます。
フランクフルトと言えば、ザクセンハウゼン(Sachsenhausen)でアップルワインでしょう!
ザクセンハウゼンは、マイン川の南側の地区です。
ダウト・シュナイダー
私の今回の目的は「グリューネ・ゾーセ」(Grüne Soße)。
英語式にいえばグリーンソースです。
ハーブがたくさん入ったマヨネーズみたいなソースで、フランクフルト名物。
ゆで卵と一緒に食べるのが代表的なレシピのようです。
「ソースが名物?」とけげんに思い今までスルーしていたのですが、今回せっかくなので試してみることにしました。
というわけで、ガイドブックに「グリューネ・ゾーセならココ!」と書かれていた「ダウト・シュナイダー」(Dauth-Schneider)というレストランへ。
ワイン酒場という感じのたたずまい。
入り口前にワイン樽型のメニュー。
グリューネ・ゾーセもあります!
担当してくれた若いウェイトレスさんがとても感じ良かったです。
メニューも日本語を出してくれたのですが、和訳のレベルが微妙でちょっと変な日本語(笑)。
そこでドイツ語のメニューも見たのですが、メニューの数が多くて、グリューネ・ゾーセが見つかりません。
ウェイトレスさんに「グリューネ・ゾーセが食べたいのですが」と尋ねると「何に付け合わせますか? ゆで卵、カツ……」といろいろ言ってくれたのでカツを選択。
もちろんアップルワインも注文しました。
まずはアップルワイン(Apfelwein 0.3リットル 2.10ユーロ)。
リンゴジュースみたいな色ですが、味はちょっと酸味のあるロゼワインという感じ。
赤ワイン的な渋みもありつつ、リンゴの爽やかさもあります。
グラスは、以前違う店で飲んだ時も同じような形と模様でした。
「ベンベル」(Bembel)という陶器のポットから注いで提供されます。
この ↑ 看板の陶器のポットがベンベルです。
(写真はレーマー広場)
そしてお待ちかねの料理が到着!
„Frankfurter Schnitzel“ mit Grüner Soße und Bratkartoffeln(12.90ユーロ)
「フランクフルト風カツレツ」グリューネ・ゾーセとポテトソテー添え
いや、すごいです。
シュニッツェル(カツ)も大きいし、ポテトも(写真では見えませんが)大量にあるけれど、何よりソースのこの量!
日本の洋食屋さんでカレーが入って出てくる、あれと同じ器ですよ。
カレーだってこんなに入れないでしょう……。
でもこのソース、確かに美味しいです!
タルタルソースのゆで卵抜き、たっぷりハーブ、という感じでしょうか。
すっごく爽やかなタルタルソースというか……。
タルタルソース好きなら絶対このソースも好きだと思う。
カツはヴィーナー・シュニッツェル(ウィーン風カツレツ)よりちょっと厚めですが、ソースが爽やかなのでパクパク食べられます。
美味しかったのですが、ソースとポテトは食べきれず少し残しちゃいました。
ごめんなさい。
入り口とは逆の側にも入り口がありました。
こちらの方が大通りに面しているので便利ですが、コンパクトで見つけにくいです。
お店のサイトはこちら ↑
寝落ちしました
この後、いったんホテルに戻り、暗くなる頃を見計って再度クリスマスマーケット巡りをするつもりでしたが、寝落ちしました。
レーマー広場の夜の表情も見たかったし、あと2カ所ほど行ってみたいクリスマスマーケットがあったのですが……残念。
起きたら深夜だったのでどうにもなりません(泣)。
またいつかリベンジにフランクフルト来るぞー!ということで。
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