上海浦東→成田 ANAビジネスクラス搭乗と到着ラウンジ:2018ドイツ旅・復路編5
2018年9月11日(火)
4泊6日のドイツ旅も、ついに最終フライトです。
上海の浦東(プードン)空港から成田へ、ANAのビジネスクラスで向かいます(Air Japan運航)。
航程
復路3レグ目。
2時間50分の空の旅です。
ちょうどボーディングタイムの12:35に、搭乗口「D88」に到着しました。
搭乗開始は12:40との表示。あと5分なので列に並びました。
しかし、待っている人が少ないような……。
ガラガラのビジネスクラス
搭乗機はB767-300。
座席配置は2-1-2です。この配置は初めて。
このチケットは、ベルリン滞在時にルート変更の手続きをして入手しました。
その際、座席は「5D」を提案され了承。
2-1-2の中央の席です。
中央単独の席に座ったことがないのでちょっと楽しみにしていました。
座ろうとすると、CAの方が来て
「本日はガラガラなので、窓側の2席並びの席をお使いください。お好きな席へどうぞ」
えー! そうなんだ。
この真ん中の席もちょっと楽しみだったんだけど……と思いつつ、まあ2席並びを自由に使えて窓から外も眺められる方がいいに決まってるよね、と考え直し、お言葉に甘えて「6A」に移りました。
ビジネスクラスは35席あるのに、私を含めて4人だけ。
確かにガラガラです。
関空を直撃した台風21号に続いて北海道の大地震もあったばかり。
もしかして、中国から日本への観光がけっこうキャンセルになったのでしょうか。
ビジネスクラス担当のCAさんが何人かは分かりませんが、3人がお世話してくれました。
贅沢すぎますね。
不安だった中国の乗り継ぎでしたが、定時運航というだけでなく、広い空間を快適に過ごす空の旅になりました。
広々としすぎて、却って落ち着かない感じもありましたが、「中国は鬼門」のジンクスもこれで破ることができたし、よかったです。
機内食
食前にシャンパンとあられ
ウェルカムドリンクはありませんでしたが、安定飛行に入ってからシャンパンをいただきました。
「シャンパーニュ・デュヴァル・ルロワ・ブリュット・レゼルヴ」です。
https://www.ana.co.jp/int/inflight/guide/pdf/201809/pvg_nrt_c_201809_d.pdf(PDF)🔗
おつまみは「あられ」が配られました。
ミックスナッツなどサービスも
さらにミックスナッツと、別のあられの小袋も持って来てくれました。乗客が少なくて余っているのでしょうね。
この緑の袋のあられ、修行のKULタッチで毎回食べたものです。懐かしい。
けど、これちょっと甘いので今回はパス。
ミックスナッツだけ追加でいただきました。
洋食と白ワイン
食事は和洋から洋食を選択。
アペタイザー
アボカドとクスクスのサラダ仕立て
カマンベール
ディル風味のスモークサーモンとパンケーキ ライムクリーム添え
メインディッシュ
舌平目のソテー オリーブとトマトのソース
ブレッド
コーンブレッド
ドリンクは白ワインにしました。
https://www.ana.co.jp/int/inflight/guide/pdf/201809/pvg_nrt_c_201809_d.pdf(PDF)🔗
「ライマット カステル シャルドネ 2017」
スペインのシャルドネです。
前菜のアボカドと、舌平目が美味しかったです。
飛行時間が短いので、まとめてサーブされましたが、前菜とメインを食べ終えたところで、終わった食器は下げて、デザートとコーヒーだけ残してくれました。
デザートのマンゴームースも濃厚で美味しかったです。
窓からの景色を楽しむ
せっかく窓際の席に移ったけれど、外は雲で真っ白。
……と思っていたら突然雲が切れて、四国が見えました。慌ててスマホで撮影。
すぐにまた雲に覆われてしまいましたが、また突然雲が切れるかもしれないと思って、窓の外へカメラを構えて待つことに。
でもやっぱり、ずっと雲ばかりです。
小さな富士山
最後までこのままかな……。
と諦めかけた時、CAさんが「富士山が見えますよ!」と教えてくれました。
「遠いので、小さく、ですけど」
写真中央に小さく写っているのですが……見えるでしょうか?
頭が雲の上にちょこっとだけしか出ていませんが、肉眼で見るともっと存在感がありました。
ズームも私のカメラではこれが限界。
でも、こんなに小さくても、富士山って見えるとなぜかうれしいです。
秋の雲
富士山が見えなくなってしばらくすると、雲も少しずつ表情を変えてきました。
夕日が差し込んで幻想的な景色に。
小さな雲の固まりがぽこぽこ浮いていて、これはこれでなかなかキレイです。
成田を上空から
景色を楽しんでいるうちに、もう着陸態勢です。
成田空港は雨上がりの後といった感じで、色がくっきり見えました。
成田空港に到着
ついに日本へ帰って来ました。
雲が秋っぽい!
そしてなんとまた沖止め!!
今回の復路では、チューリッヒ→フランクフルトに続いて2度目の沖止めです。
3レグのうち2回って多くない?
まあフランクフルトの時と違って、今度は急いでないので、移動バスから飛行機を見て楽しむ余裕がありました。
あまり乗るチャンスのないANAのプロペラ機とアイベックス機。
どちらも面白い形してますね。
ANAのしっぽがずらり。
ユナイテッド機。
到着ラウンジへ
バスを降り、入国手続きを済ませて荷物を受け取ったら、「国内線乗り継ぎ」の方へ進みます。
帰宅するためのリムジンバスの出発まで1時間半近くあるので、到着ラウンジを利用します。
「国内線出発ロビー」へ行くエスカレーターの横に「ANA ARRIVAL LOUNGE」がありました。国内線ラウンジを兼ねているんですね。
17:30すぎに入室しましたが、ガラガラすぎてすごく静かだったので、あまり写真撮れず。
ビールサーバーはキリン一番搾り。
お腹減ってないので、あられを少しだけいただきましたが、他のANA国際線ラウンジでおなじみの軽食(サンドイッチなど)もありました。
シャワーもあります。
でも、もう家に帰るだけだし、疲れて面倒だったのでパス。ソファでくつろぎ、PCを開きます。
ネット接続はチューリッヒ空港以来、実に20時間以上ぶり。
フランクフルトはラウンジに寄れず、上海は接続制限がありましたからね。
大量に溜まっていたメールを処理したりしているうちに、すぐバスの時間になってしまいました。
2018ドイツ旅、終了です。
長々と書きましたが、最後までお付き合いくださったみなさん、ありがとうございました。
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