マインツ観光とクリスマスマーケット:2019またドイツ旅2
2019年12月4〜10日の6泊7日、ドイツ・フランクフルトに滞在して各地のクリスマスマーケットを巡りました。
最初はマインツです。
この日は最高気温も氷点下で、とにかく寒かった!
旅程
12月4〜10日の6泊7日なので、観光ができるのは5〜9日の実質5日間です。
5日(木)マインツ(←今回ここ)とヴィースバーデン🔗
6日(金)フランクフルト🔗
7日(土)エアフルト🔗
8日(日)シュトゥットガルト🔗 エスリンゲン🔗
9日(月)ケルン
①ケルン大聖堂周辺🔗
②職人と小人の国🔗
③港のマーケットとランチ🔗
④光と色が美しい夜のマーケット🔗
いずれもクリスマスマーケットを中心に、観光もしつつ街を歩きました。
マインツへ
2019年12月5日(木)午前9時少し前、フランクフルト中央駅。
霧が出ているだけでなく、この日は終日氷点下の寒さでした。
日本で言うところの真冬日です。
防寒対策は万全を期したつもりでしたが、帽子を事前に購入できなかったため寒さに苦しむことに……。
まずは切符を購入。
みどりの窓口的な「DB Reisezenturm」(ドイツ鉄道旅行センター)内のRMV(ライン・マイン交通)の券売機で買いました。
この辺りはゾーン制で、「5000」はフランクフルト、「6500」はこの日訪れるマインツとヴィースバーデンを含むゾーン。
つまり写真は5000と6500で一日中使える「Tageskarte」(1日券)です。
16.75ユーロ(2069円)。
街の間の移動だけでなく街の中も地下鉄、バス、トラム含め乗り放題。
ホームへ行くと既に電車が止まっていたので慌てて乗り込みました。
乗ったのはこの電車。
40分ほどでマインツ中央駅に到着です。
出口へ向かうと、クリスマスの装飾がかわいい。
駅の外観。
手前にあるのは、まだ開いていないクリスマスマーケットの屋台です。
プチ観光
寒いのでバスで移動しようかと思ったのですが、乗り場がよく分からないし、たいした距離でもないので歩きました。
しかし寒い!
帽子がないので歩いていると耳が痛くなってきました。
マフラーで耳も覆うようにしてしのぎます。
グーテンベルク広場
グーテンベルク広場に到着。
「マインツ州立劇場」(Staatstheater Mainz)です。
建物の上に巨大な頭が……。
調べたところ「ニーベルンゲン」(Die Nibelungen)という演目の際に設置された発泡スチロール製の像のようです。
うーん。
なかなかシュール。
こういうの好きだけど(笑)。
建物の向かい側にグーテンベルク像。
活版印刷を発明した人ですよね。
ドーム広場
さらに進むとグーテンベルク博物館。
グーテンベルクはマインツ生まれなんですね。
大聖堂(ドーム)の東側にあります。
間の「ドーム広場」はこの街メインのクリスマスマーケット会場。
時間が早いためまだオープンしておらず、だれもいない屋台がたくさんあって、なんとも寂しい。
(なので写真なし)
写真中央がドームです。
ライン川
すぐ近くにライン川が流れています。
うわっ……さびしい。
だれもいません。
霞んじゃって対岸もあまり見えないし。
一応、船が見えますが……。
夏はライン下りで賑わうのでしょう。
川岸はひたすら寒い!
耐えられず、すぐ移動しました。
ドームの中を見ようかと思いましたが戦意喪失。
最大の目的である聖シュテファン教会(St. Stephan Mainz)へ行きます。
シャガールのステンドグラス
聖シュテファン教会はシャガールのステンドグラスで有名な教会です。
中に入ります。
祭壇の奥にステンドグラス。
外の日差しが弱いので教会内の青い光も弱めですが、シャガールです。
美しい。
ずっと座っていたい。
外に比べて暖かいし(笑)。
しばらくボーッとステンドグラスを眺めていました。
出る前に絵葉書やガイドブックを購入すると、中庭側の回廊も見るよう勧められたので、入り口とは逆側の扉から出てみました。
中庭を囲むように回廊があります。
ここも美しい装飾。
レリーフの状態も良くキレイです。
昼のクリスマスマーケット
聖シュテファン教会を出て少し歩くと広場に出ました。
美しい建物。
内務省・スポーツ省です。
シラー広場
ここはシラー広場。
クリスマスマーケットが始まりつつあります。
テンション上がるー!
正午ごろ始まるみたいですね。
霞んで白っぽい街に現れたオアシスのようです。
この屋台の後ろの飾りは何?
帰国後に調べたところ、「カーニバルの噴水」(Fastnachtsbrunnen)というオブジェ。
確かに屋台の足元、丸くなってます。
噴水の縁ですね。
このオブジェは、マインツのカーニバルや神話にちなんだ200もの像が、生の喜びを象徴しているのだそうです。
なんだか面白い。
もう一度訪れてじっくり見てみたいです。
クリスマスピラミッドもあり。
小さなメリーゴーラウンドもあります。
中央駅前
駅前に戻ると、ここもクリスマスマーケットがオープンしていました。
ナッツ屋さん。
煎って砂糖をまぶしたのが美味しいんですよね。
ポテト系の食べ物のお店。
奥にはクレープ屋さん。
ここは飲み物がいろいろ。
小規模な会場でも十分、一通り楽しめますね。
クリスマスマーケットと言えばやっぱりグリューワイン(Glühwein)。
ホットワインです。
とにかく寒くて寒くて、まだ昼だけど1杯いっちゃいました。
凍えた身体に温かさが染み渡り、ものすごく美味しい!
感動してツイッターにも投稿。
1杯3ユーロです。
カップは返却。
少し暖まったところで電車に乗って、ヴィースバーデンへ行きました。
夜のクリスマスマーケット
ヴィースバーデン訪問後に再度マインツを訪れ、夜のクリスマスマーケットへ。
やっぱりメインのドーム広場を見なくちゃ!
ドーム広場
昼間とは打って変わって大盛況。
光の装飾が美しい!
写真を撮るのもたいへんなくらいの混雑ぶりです。
いい匂いがすると思ったら、行列ができていました。
ライべクーヘン(Reibekuchen)の店です。
ライべクーヘンは細かく刻んだジャガイモと玉ねぎを揚げ焼きした「ドイツ風ハッシュドポテト」。
ドイツのクリスマスマーケットでは定番の食べ物です。
実は食べたことがなく、一度食べてみたいと思っていました。
この匂い、素通りできません!
行列ができているなら美味しいに違いない。
お腹も減ってるし、並んでみました。
1人前は3枚。
アップルムース(すりおろしリンゴ)をつけていただきます。
揚げたてで熱々のライべクーヘンの塩気とアップルムースの甘酸っぱさがいい組み合わせ。
さっぱり食べられます。
これ、相当好き!
2枚だけ食べて、残る1枚はジップロックに入れてお持ち帰り。
ホテルに帰ってから冷めたものをいただきましたが、それはそれで、また美味しかったです。
ドーム広場のクリスマスピラミッドは大きくて立派で、圧倒されました。
寒いので(笑)長居せず、すぐに駅へ戻りました。
中央駅前
駅前のクリスマスマーケットも夜になるとまた表情が変わります。
やっぱり電飾がキレイ。
マインツの街はいろいろ興味深かったのに、寒さに負けてあまりちゃんと観光できなかったので、いつか再訪しようと心に誓いました。
マインツのクリスマスマーケット
いいですね😊
ライべクーヘンは、かなり好物です💕
先日の訪問時に聖シュテファン教会の中庭を
見るのを忘れていました😅
シャガールブルーのステンドグラスは、
本当に綺麗ですよね✨✨✨
momoさま
ライべクーヘン、美味しいですね!
ドイツのジャガイモ料理は美味しいものが多いけれど、これは特です❤️
シャガールのステンドグラスもホント素敵ですね💕
写真が素敵で、ガーっと読んでしまいました。
クリスマスマーケット、いいですね〜!!
いつか行ってみたいのですが、寒さと年末の忙しさがネックでまだ実現していません。(涙)
ドイツ、行ったことないのでとても新鮮。
うん、絶対に行こう!と決意しました!
YUKIZさま
コメントありがとうございます。
ドイツ是非行ってみてください!
クリスマスマーケット素敵ですし、他の季節もそれぞれに良さがあり楽しいです💕
今はカーニバルの真っ最中。行ってみたかったけど資金と時間の面でさすがに無理でした……😅