初のファーストクラスはB747-8:2017ドイツ旅・往路編3

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2017年9月23日。

憧れの「ファーストクラス」ついに初体験です。

チェックインを済ませANA SUITE LOUNGEも行きました。

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いよいよ搭乗です!

搭乗ゲートまで案内してくれるらしい

搭乗時間を過ぎたので、ラウンジを出ました。
もしかしてルフトハンザの案内の方が迎えにくるのかも?と思ったのですが、何も言われなかったしなあー。時間過ぎたし。

でも、ラウンジを出る時、受付の人たちが「??……いってらっしゃいませー……」と微妙な感じな小声で言ってくれたので、やっぱり普通は一人で出てしまうものではないのかもしれません(^^;)

搭乗ゲート手前でこれから乗る機体が窓から見えたので撮影。冒頭の写真はその1枚です。

ゲートに到着すると、まだ搭乗開始しておらず、行列の一番後ろで地上係員の人が「ビジネスクラス」のボードを持っていました。
フランクフルト行きの列かと尋ねると、その通りだが搭乗開始はまだということだったので、空いている椅子に座っていると、ルフトハンザの案内の方が現れて「どうぞこちらへ。間もなく搭乗開始します」と案内してくれました。

うーむ。やはり勝手にラウンジから出てきてしまってはいけなかった……という程ではないでしょうが、探してくれたんですね。申し訳ない。

座席は飛行機の先端

ついにファーストクラスです。
14:05 羽田発フランクフルト行き LH717便。
機材はB747-8。座席は 1-1 / 1-1 / 1-2-1 の計8席です。

どの席がいいかよく分からないので、左の一番前、「1A」の席を選びました。
予約した時点では他にだれも座席指定がなかったので、もしかして1人?と思っていたら、他に3人いました。

1人は日本人男性。「1K」です。

さらに2Aと2Kに英語を話す男性2人組。
うち1人が自撮りでずっと「ファーストクラスのレポート」をしていました。
ブロガーとかユーチューバーとか、なのでしょうか?
それとも普通に何かの撮影?
いずれにせよ、だいぶ慣れた感じでした。


1Aの席から後ろを見るとこんな感じ

アメニティ

席に着くとすぐ飲み物を聞かれ、アメニティを渡されました。

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オットマンの上に、左からアメニティポーチ、スリッパ、パジャマ。
足元は「広い」とかいうレベルではないですね。足がオットマンに届かないし。
画面も大きい!けど遠い!

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アメニティは「リモワ」だといいなあと思っていたのですが、違いました。
「Braun Büffel」(ブラウン・ビュッフェル)。ドイツの皮革製品のブランドです。
www.braun-bueffel.com

パジャマはサイズを聞かれました。「S・M・L」があるようです(もっと大きいサイズもあるのかも)。聞かれても日本のサイズ感と違うんだろうし、よくわからないと思いつつ、「ドイツサイズ」を想定して小さめに言ってみたら、まあまあ合っている感じでした。

他の方のブログを読んでいると、さっさとパジャマに着替えてしまうのがいいみたいなので、搭乗する人々でざわざわしている中、トイレに向かおうと準備していたら、日本人男性に先を越され、タイミングを逸してしまいました。

ウェルカムドリンク

ウェルカムドリンクはやっぱりシャンパンでしょう。
アルフレッド・グラシアンのキュヴェ・パラディです。おいしいー。
お供はミックスナッツです。

チーフと思われる女性が丁寧に挨拶に来てくれましたが、その後しばらくして、今度は男性がまた挨拶に来てくれました。チーフ2人体制?

そうこうしているうちに、あっという間に出発です。

食事

安定飛行に入ると、飲み物・食べ物が続々出て来ます。

ビール、アミューズ、白ワイン

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ついビールを頼んでしまいました。
しかしアミューズはサーモンと鴨のテリーヌ。
明らかにワインにすべきでしたね。

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というわけで、遅ればせながら白ワインに移行します。
ドイツ・キーゼルベルク、バッサーマン・ヨルダンのリースリングにしました。

キャビアとウォッカ

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キャビアです。
ルフトハンザのファーストクラスといえばキャビア、と、先人たちのブログにありました。

CAさんからウォッカを勧められたので、いただきます。
「グレイグース」というフランスのウォッカです。

実は私、まともなキャビアを食べるのはこの時が初めて。
「珍味」ですからねー。好きじゃなかったらどうしよう……と心配していたのですが、超美味!です。
レモンを絞って、玉ねぎや卵のみじん切りと一緒にトーストに乗せて食べると、濃厚かつマイルド。
さらにウォッカがよく合います。いくらでも食べられそうです。

しかし、パンと一緒に夢中になって食べてしまったら、早くも満腹感が……。

前菜

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前菜はメニューに4種類あったのですが、お腹と相談してカプレーゼだけお願いしたところ、「サラダはいかがですか?」と言われたので、もらってしまいました。
すると3点盛りのお皿に2点という不思議な図に……(笑)。

メインは牛肉

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メインは最初に肉か魚か聞かれて「肉」と注文していたので、満腹でも自動的に出て来ます。
「牛フィレ肉と九条ネギのソテー、フォンドボー梅肉ソース」です。
この肉、飛行機内とは思えない絶妙な焼き加減でした。満腹と言いつつ、とってもおいしくいただきました。
付け合わせは3種類から選べたので、ロスティにしました。スイスのじゃがいも料理ですね。ハッシュドポテトのような感じ。

チーズとデザートワイン

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満腹と言いつつ、デザートにチーズをいただきました。
デザートワインと合わせたかったのです。オーストリアのシャルドネ・ベーレンアウスレーゼです。
フルーツと一緒の盛り合わせ、さらにクラッカーと、チョコレートまで出て来てしまいました。
美味しいので全部食べてしまいましたが、お腹が苦しい……。

着替えの間にベッドメイク

食べ終わってから、歯を磨き、パジャマに着替えるため、トイレに行きました。

トイレも広めです。

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トイレのふたが大きく、クッション状で、着替えやすいです。

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洗面台の周囲にはさまざまなアメニティが(写ってないけど)あります。
マウスウォッシュとハンドクリームは、ありがたく使わせていただきました。

特に頼まなくても戻ったらベッドメイクが済んでいました。

写真撮り忘れましたが、フルフラットに繋がった座席とオットマンの上にパッドとシーツを敷いて、その上に掛け布団と枕。
狭いビジネスホテルのシングルベッドくらいのサイズはありそうな感じです。
座席横の仕切りを上げれば、半個室風になります。
さすがに熟睡できました。快適です。

2度目の食事

目が覚めた後は2度目の食事。
食べたい気持ちと、お腹がまだすかないという現実との狭間で、さんざん迷った末にスープとパスタを頼んでみました。
飲み物はさすがにアルコールは控えて、オレンジジュースとスパークリングウォーターにしました。
オレンジジュース、美味しいです。一気飲みしたので写真はありません(笑)。

スープ

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ポテトクリームスープです。
美味しくて、お腹が落ち着きます。
でも分量的にはこれで十分だったかも。

パスタ

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チョリソー入り、サフランのタリアテッレです。
コリアンダーとレモンの塩漬けが効いていて、とてもいい香りのパスタでした。

しかし。

もう体が受け付けず。美味しかったのに申し訳ないです。3口食べるのがやっとで、残してしまいました。
その後デザートも勧めてくれましたが、残念ながらお断りし、カプチーノだけいただきました。

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とにかく食べ過ぎです。

いろいろ食べたり飲んだりしたいし、いろいろブログにも載せたいし……と無理してしまいました。
やっぱり無理はいけません。ちょっと反省。

食べ終わると、もう着陸態勢です。
降りるときもやはり女性と男性がそれぞれ挨拶に来てくれました。

ファーストクラスの空の旅は快適でした。
マイルをためて、特典航空券がうまく取れたおかげです。

楽しい時間は本当にあっという間に終わり、これから現実に戻ります。

復路の搭乗記はこちら
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  • コメント ( 2 )

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  1. maruneko7

    ビジネスでも憧れなのにファーストなんて夢のようです。素敵ですね~。きめ細かなレポートで自分も夢の世界を味わうことができます。今後の旅も楽しみにしています。By アラフィフ主婦

  2. meinereise

    アラフィフ主婦さん、コメントありがとうございます。
    ファーストクラス、夢のようでした!
    最初で最後だったという気持ちと、陸マイラーを続ければその気になれば乗れるという気持ちと、今は半々です。
    まもなく復路編も書きますので、また読んでくださいねー。

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