2度目のファーストクラスはA340-600:2017ドイツ旅・復路編3
2017年9月27日、ドイツ旅5日目。
ついに日本へ帰る時が来てしまいました。
www.meinereise.me
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フランクフルトからミュンヘンに到着。これから羽田へ向かいます。
往路に続いて、人生2度目のファーストクラス体験です。
往路とは席の並びが違う
往路とは同じルフトハンザですが機材が違います。
往路はボーイング、今回はエアバス。
そのため席の並びが異なります。
往路のボーイングの座席は 1-1 / 1-1 / 1-2-1 の計8席でした。
今回のA340-600は同じ計8席でも 1-2-1 / 1-2-1 です。
前回の座席は「1A」でした。今回は「1K」。
そしてファーストクラスは何と満席でした!
予約した時は4人かと思ったのですが。
チケット、取れてよかった……。
ウェルカムドリンク
当然のようにウェルカムドリンクにはシャンパンをいただきました。
ドリンクメニューは往路と同じなので、飲み物の銘柄も同じです。
シャンパンはアルフレッド・グラシアンのキュヴェ・パラディ。
ナッツがお供という点も同じですが、入っているナッツの種類が若干違いました。
前回はファーストクラスエリアの中央にあったギャレーですが、今回は一番前にあります。
席から、準備している様子がよく見えます。
アメニティが配られました。
今回のこのポーチ、どこのものでしょう?
ハート型のスウェードでおしゃれなのですが、太陽?花?のロゴ以外に何も記載がなく分かりません。
往路と同じ「Braun Büffel」(ブラウン・ビュッフェル)の可能性はあるかなと思っているのですが……。
その奥は専用の袋に入ったパジャマです。
とても着心地良かったのですが、今回は持ち帰りませんでした。
オットマンの蓋を開けたままで、分かりにくいですが、足元は本当に広いです。足置きのはずなのに足が届きません。
そして、ルフトハンザのファーストクラスを彩る赤いバラの一輪挿しが、やっぱりうれしい。気分が華やぎます。
今回もチーフと思われる女性が挨拶に来てくれました。
往路は男女2人がそれぞれ挨拶してくれましたが、今回は1人でした。
ディナー
安定飛行に入るとディナーです。
和食か洋食を選べますが、洋食をチョイスしました。
その前に白ワインとアミューズ。
このアミューズはまあ普通。
キャビア
ルフトハンザのファーストクラス名物?キャビアです。
やっぱりおいしい!
魚卵は特別好きではありませんが、この旅行のファーストクラス体験で、キャビアは本当に大好きになりました。
レモンを絞って玉ねぎとゆで卵を一緒に食べるのがポイントですね。
臭みを感じずマイルドになります。
薄切りトーストのサクサクが、またよく合います。
往路はウォッカと合わせましたが、今回は白ワインで。これも悪くありません。シャンパンと合わせてみれば良かったかなーと、後で思いました。
キャビアと一緒にパンもだいぶ食べてしまって、また結構お腹いっぱいです。
前菜
往路の反省を生かして(?)ファーストクラスターミナルでは食事をしなかったので、前菜は全種類いただきました。
手前右から
エビのサフランテリーヌ サワークリーム
バイエルン風オバツダ
プライム仔牛肉のボイル
奥は
ミックスサラダ菜、きゅうり、焼きピーマン
「オバツダ(Obazda)」はカマンベールチーズ、バター、玉ねぎと、パプリカパウダー、塩胡椒などを混ぜた、高カロリー高塩分の危険な(笑)食べ物です。
私は「バイエルンの塩辛」と勝手に命名しています。
酒飲みが嫌いなわけがない。(パンにも合います)
それがこんなにたくさん!
塩辛ですよ?(←ちがう)
やっぱりこれ、多いですよね。
それぞれ3分の1くらいの量でも、余裕で1食分の副菜になると思います。
メイン
メインは肉か魚が選べましたが、ドイツ航空なので肉をチョイス。
牛ヒレ肉のグヤーシュです。
グヤーシュはハンガリー風ビーフシチューですね。
香辛料にパプリカが使われていて、ドイツではよく食べられています。
美味しかったけれど、グヤーシュにはヒレじゃなくて安い肉の方が合うように思いました。でもそれだとファーストクラスでは出せないか……。
ワイン
ちなみにワインは、前菜の途中から赤に変えました。
何を飲んだか失念しましたが、ワインリストには白赤それぞれ4銘柄ずつ載っていました。
白ワイン
- 2015 Iphöfer Kronsberg Scheurebe Alte Reben, Erste Lage, Weingut Hans Wirsching, Deutschland
- 2015 “21 Gables“ Chardonnay, Tygerberg W.O., Spier, Südafrika
- 2015 Marlborough Sauvignon Blanc, Hunter’s Wines, Neuseeland
- 2015 Deidesheimer Kieselberg Riesling Erste Lage, Weingut von Bassermann-Jordan, Deutschland
赤ワイン
- 2008 Château Laroze, Saint-Emilion Grand Cru Classé, Frankreich
- 2013 Ribera del Duero, Corona de Castilla, Spanien
- 2012 Stellenbosch Cabernet Sauvignon – Merlot, Camberley, Südafrika
- 2011 Barolo Cerequio, Michele Chiarlo, Italien
お腹いっぱいです。
デザートとコーヒー
デザートは「ホワイトチョコのタルトレット、コケモモのチャツネソース、プラリネアイスクリームを添えて」です。
ホワイトチョコのタルトレットはケーキと白玉の中間のような独特の食感で、白玉系の食感が好きでない私にはイマイチでしたが、味は美味しかったし、コケモモのすっぱいソースは好きでした。
コーヒーはカプチーノを頼みました。
寝る準備をしているときに…
食後、トイレでパジャマに着替え、席に戻るとベッドメイクが済んでいます。
写真取り忘れましたが、フルフラットの座席にベッドマットが敷いてあり、掛け布団も軽くて暖かく、快適です。狭いビジネスホテルのベッドより広いのではないかと感じるくらい。
座席横の仕切りを上げれば、他の乗客が視界に入らなくなり、個室感もあります。
寝る準備をしていると、突然、気付きました。
カメラがない!
一眼デジタルカメラをカメラバッグに入れて手持ちにしていたのですが、バッグごとどこかに忘れてきたようです。
えーーーーー !?
就寝モードの静かな機内で、声は上げなかったものの、ひとり大パニックです。
どこに忘れてきたんだろうと考えながらも、結構しっかり眠りました(笑)。
起きたらもう朝食の時間です。
朝食
ドイツの典型的な朝食です。
チーズ類、ハム類、パン、オレンジジュース、コーヒー。
これが美味しいんですよね。
シンプルですが、どれも日本のものとは違う味。
こういう朝食メニューを食べたいがために毎年ドイツに行っていると言っても過言でないくらい、好きです。
特にジュースとパンとハム。
最後に堪能できて満足です。
羽田到着
着陸するとANAのスターウォーズ機が出迎えてくれました。
ああ、とうとう日本に帰ってきてしまった。
また仕事が待っている……と思うと同時に、そうです、カメラを取り戻さねば!
忘れ物探しは「番外編」で。
最後に…マイルのおかげで望外の贅沢な旅
今回の旅程はこちらでした。
私はここ10年ほど、ANAのマイルを「年9万マイル」を目安に貯めて、使ってきました。
特典航空券に換えれば、年1回、ビジネスクラスで欧州往復できるマイル数です。
しかし、昨年マイルを消化しなかったことで2年分のマイルが手元にあり、その他の条件もうまく噛み合って、今年は初めてファーストクラスを体験することができました。(ルフトハンザのファーストクラスのチケットの取り方は「番外編」で)
特典航空券を発券した後、「チケットを実際に購入したら、いくらになるんだろう」と思って調べてみました。
何と、290万5000円ですよ!
日程は若干違いますが、料金は同じだと思います。
私が支払ったのは18万マイルですから、1マイル≒16円の価値。
ファーストクラスは少し前までもっと少ないマイルで乗れましたが、現在でも十分すぎるくらいお得です。
「年9万マイル」を私はクレジットカード利用で貯めてきました。
2年間貯めればファーストクラスに乗れるのです。
貯まるマイル数はクレジットカードの決済額にもよりますが、日常の出費をクレジットカード払いにするだけで貯まるので、習慣になれば楽です。
ファーストクラスは、機内環境やラウンジの違いはもちろんですが、何よりも対応してくれるCAさんやラウンジの方々の振る舞いが素晴らしい。
やっぱり一番のポイントは「人」なんだと痛感しました。
次にファーストクラスに乗れるチャンスがあるのか分かりませんが、可能ならまた乗ってみたいなと思っています。
こんにちは。ドイツ旅とファーストクラスの旅、とてもステキで楽しく読みました。マイルってすごいですね!
ukiteさん、コメントありがとうございます。
マイルってすごいですよね。290万円貯めるのと18万マイル貯めるのは、比較にならないくらい違いますからね……。
ルフトハンザのファーストクラスのチケットを取った時の話も近いうちにまとめたいと思っています。また読みに来てくださいね。