カフェ・アインシュタインで朝食:2017ドイツ旅・ベルリン編3
2017年9月24日(日)、旅行2日目。まずは朝食です。
ドイツのホテルの朝食はほぼ例外なく美味しいのですが、ほかに食べたいものがたくさんあるので、最近はいつもホテルは朝食なしにしています。
この日は、ベルリンに来た時は必ず寄ることにしているカフェ・アインシュタイン(Cafe Einstein Unter Den Linden)に行きます。
地下鉄U55
中央駅から地下鉄でブランデンブルク門駅へ行きます。
乗るのはU55という路線。中央駅-議事堂駅-ブランデンブルク門駅の3駅だけという、ちょっと不思議な路線です。
2009年に開通した新しい路線で、乗り場も分かりにくい場所にあります。
2020年、アレクサンダープラッツ(Alexanderplatz)まで延伸してU5とつながる予定のようです。そうなると便利になりますねー。
*追記:2021年7月に延伸工事が完了しました。
Frontpage | Projekt U5🔗
このU55、いつもは結構ガラガラなんですが、この日は違いました。
ベルリンマラソンの日だったのです。
どうりでホテル代が高いと思った!
「ベルリンマラソンのため、9〜16時はバスやトラムで中心部へ行くことはできません」という内容の表示が出ています。
車内はマラソン参加者や関係者とみられる人がたくさん乗っていました。
1日券を購入
この日は何度も乗車する予定なので、1日券(Tageskarte)を購入しました。
地下鉄のホームの自動販売機で購入し、刻印機でカシャン。
これで1日中、切符の心配をしなくて済みます。
中心部は交通規制中
地下鉄を降りて、ブランデンブルク門駅から地上に出ると、ウンターデンリンデン通り(Unter den Linden)はすっかりマラソン仕様。
バスの停留所にはこんな表示が。
「H」のマークは停留所(Haltestelle)のしるし。
ドイツ語と英語で運行停止中の説明が出ていました。
2ブロック先にあるカフェまで歩きます。
カフェ・アインシュタイン
このカフェ・アインシュタインは、ガイドブックにも載っている有名店です。
トリップアドバイザーでもまずまずの評価。
ちなみに、チェーン店のアインシュタイン・コーヒー(EINSTEIN KAFFEE🔗)とは無関係です。
ここで朝食(Frühstück)、日本でいうモーニングみたいなセットをいただきます。
メニューがたくさん。
Einstein Unter den Linden(PDF) 🔗(内容は変更されています)
ウィーン風朝食
私はいつも「ウィーン風」(Wiener Frühstück)を注文します。
メランジェ(カプチーノ)も付けました。
ゆで卵、あんずジャム、水付きなのがウィーン風ですね。
このゆで卵が美味しいのです!
卵自体が美味しいのはもちろん、ゆで加減が絶妙。白身はプルプル、黄身はソースのようにトロリとしています。
この状態にゆでて殻をキレイに剥くのは、自分では不可能に近い。
ほかに同様の卵を出す店も知りません。
それで、ベルリンに来るといつもここで朝食をとることにしているのです。
パンも美味しいー。ドイツのパン、大好きです。
黒パン1枚だけ残して、後は完食です!
またもや食べ過ぎ……。
支払いはチップ込みで
ドイツでは基本的に席でお会計します。
席によって担当者が決まっているので、サーブしてくれた店員さんに声をかけると、金額を記したものを持ってきてくれます。
今回の請求はこちら。
一番下に「Tip:10%≒1.20」
なんと、チップが明記されています!
日本には習慣がないチップ。私も最近ようやく慣れてきましたが、うっかり忘れたことも何度もありました。
そもそも払うものだと知らない人もいるかもしれません。
しかし、そうは言っても、基本は満足なサービスを受けたことに対して支払う「心付け」。こんな風に書かれると、だったら最初から料金に入れておけばいいのにと思ってしまいます。
10%程度上乗せしてキリのいいところ、と考え13ユーロ(1775円)、クレジットカードカードで支払いました。
このカフェ・アインシュタインは、ベルリンにもう一軒、店舗があります。
こちらの方が落ち着いた雰囲気です。
さて、腹ごしらえは完了。ペルガモン博物館へ向かいます。
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