フランクフルト→上海 LHビジネスクラス搭乗:2018ドイツ旅・復路編3
2018年9月10日(月)
チューリッヒ→フランクフルトの飛行機の遅れにより、「フランクフルト空港のラウンジでこの旅最後の生ビールを飲む」というもくろみは崩れました。
でも、上海までビジネスクラスに乗れるし、さっきの機内でも飲食を十分楽しんだし、欲張るとキリがない、と気を取り直して、上海浦東行きのルフトハンザ便に搭乗します。
航程
復路は3レグあり、これから2レグ目です。
当初はフランクフルトからソウル・インチョンへ行くアシアナ航空便に乗る予定でした。
関空の台風被害に伴いチケット変更。上海行きのルフトハンザ便になりました。
A380-800の2階
機種はA380-800、2階建てです。ビジネスクラスは2階。
写真だと分かりにくいのですが座席配置は2-2-2です。
座席は18C、希望通りの通路側です。
やっぱりフルフラットで寝ている人を乗り越えて、あるいは起こしてトイレに立つのはつらいので。
画面の横にブランケットとベッドマットが置いてありますが、座席を最大限倒すと、この部分とつながりフルフラットになります。
スタッガードのような個室感はありませんが快適です。
アメニティはエコバッグ
なんとアメニティポーチはエコバッグでした!
開けずに持ち帰り、家で開いてびっくり。
アメニティを中に入れてクルクルたたんで、最後に上方の赤いバンドで留めます。
旅行中は荷物が増えるし便利かも。
ドイツらしいですね。いいアイデア。ちょっとシワシワになりすぎですが。
クリーム類はロクシタンです。
ウェルカムドリンクはロゼ
ウェルカムドリンクはロゼのシャンパン。
ロゼはあまり飲みませんが、やっぱり色が綺麗ですね!
美味しかったです。
安定飛行に入るとドリンクサービス。
白ワイン(ドイツ産リースリング)とスパークリングウォーターをいただきました。
アーモンド付き。
隣席と小さなテーブルを共有している形になるので、隣人が気になります。
この時は人懐っこい気さくな欧州系ビジネスマンでした。
感じよく話しかけてくれて、こちらがドイツ語を多少話せると分かると、ドイツ語でゆっくり明瞭に話してくれました。
話題も視点も共感できる点が多く、日本に滞在する人だったら友達になれたかもしれないのにと思うくらいでした。アジアの拠点は上海で、日本には滅多に来ないそうです。残念。
でも、彼との会話が楽しかったおかげでフライトが一層快適に感じられました。
こういう時の隣席の人との相性って重要ですよね。
離陸後の食事
食事中は赤ワイン(トスカーナ産)。
前菜とメインはそれぞれ3種類から選べました。
前菜は「タケノコとグリーンアスパラのマリネ、中華風ピリ辛プーラルドサラダとともに」。プーラルド(Poularde)って何?と思って調べると、フランスの肥育鶏(太らせた脂肪の多い雌鶏)のことだそうです。
メインは子牛のシュニッツェルを選択。しっかりした赤身のカツレツで、周囲の欧州系男性たちはペロッと食べてましたが、私には肉々しすぎました。
関東の人間なんで、やっぱりカツは豚肉。
しかもアラフィフともなると薄く叩いたヴィーナーシュニッツェルが食べやすいです!
デザートも3択。
「バイエルンのクリーム ラズベリージェルとピスタチオペースト」か、チーズか、フルーツか、ということで、何だかよく分からないけどバイエルンのクリームを頼んでみました。
食べてみるとババロアでした。ババロアってバイエルン(バーバリアン)のクリームだったんですね。知らなかった……。
食後は座席をフルフラットにして就寝。スペース的には往路のANAスタッガードと同じ感じで、十分快適です。
ブランチ
起きると北京あたり。ブランチが提供されます。
典型的なドイツの朝食風。
美味しいのですが、量が多すぎます!(特に卵)
起き抜けはあまり食欲がわかないのと、そもそも前日から食べ過ぎなのとで、かなり残してしまいました。
周囲の欧州系男性たちはやっぱり完食していました。
さて上海。
私にとっては鬼門の中国です。
ちょっと苦い思い出があるというだけですが……。
その思い出はこちら ↑ の記事でちょっと書きました。
今回は無事に通過できるでしょうか。
気を引き締めて、乗り継ぎです。
この記事へのコメントはありません。