出発遅れ「もう間に合いません」:2019ドイツ旅・往路編1
2019年9月10日(火)
今回のドイツ旅はいきなりトラブルからスタート。
自ら招いたものではあるのですが……。
旅程
まずは7:10発のANA便で羽田から関空へ向かい、関空からミュンヘンへ飛びます。
バスを1本遅らせたのが失敗だった
自宅近くから羽田へのバスは始発に乗る予定でした。
しかし旅行準備が整わず。
急げばバスの時間に間に合わなくもないけれど、余裕を持って準備するとちょっと間に合わない。
急ぐと必ず忘れ物するし、次のバスでもギリギリ間に合ったはず、と思い、40分後の便に変更しました。
これが失敗でした。
次のバスだと羽田空港に着くのが出発時刻の35分前。
ラウンジに立ち寄る時間がなくなるけれど、国内線だから30分あれば間に合う、と思ったのです。
実際、過去に国内線を利用した時や、国内線から国際線に乗り継いだ時は、そのつもりで出発して間に合っていました。
トラブルなく順調にいけば間に合うはず。
でもトラブルがあると間に合わなくなる……ということに思い至りませんでした。
いつもガラガラのバスが満席
もう、バスを待つ間に失敗したと思いました。
列に並んでいると、どんどん人が増えて、今まで見たことがないほど長い列に。
これは尋常じゃない。
なぜ?
……そうか!
昨日は台風で欠航が相次いでいた‼️
当然、昨日から今日の便に変更した人もいるでしょう。
しかも、この時点では知らなかったのですが成田空港は一時「陸の孤島」と化し、千葉県内は停電で大変なことになっていたのです。
成田から羽田に変更した人もいるでしょう。
台風の影響、自分には関係ないと思っていましたが、甘かった。
実際、バスはほぼ満席でした。
このバスいつもガラガラなのに。
乗客が多ければ多いほど荷物積載など対応に時間がかかり、バスの所要時間も長くなります。
これは……。
まずかったかも。
と思ったけれど、もうどうしようもありません。
空港は大混雑
早朝の空港行きバスは予定より10〜20分早く着くことが多いのですが、この日は5分程度の短縮にとどまりました。
出発まで約40分です。
そして、案の定、羽田は早朝と思えない混雑ぶり。
チェックインカウンターも荷物預け機もずらり人が並んでいます。
チェックインされていない
プラチナ会員の特権を生かして「プレミアムチェックイン」を利用。
SFC修行の恩恵を感じましたが、それでも数組並んでいました。
しかも何かトラブルがあったのか、スタッフ皆さん電話したり何か調べたりしていて、1人1人の対応にやたらと時間がかかっています。普通じゃない様子。
ようやく自分の番になってeチケット控えを出すと「チェックインはお済みですか?」。
済んだというメールはいただきました。
上が羽田-関空、下が関空-ミュンヘンのモバイル搭乗券になっています。つまりミュンヘンまでのチェックインは済んでいるはず。
でもスタッフは難しい顔をしてコンピューターをいろいろ操作しています。
不安……。
そういえば、チェックイン完了メールが来るといつもはiPhoneのWalletアプリに搭乗券がダウンロードできるのに、今回はできなかった。
国際線に乗り継ぐからどうせカウンターで手続きが必要だし……と深く考えなかったけれど、同じ条件でも過去にはダウンロードできていたはず。
おかしい。
事情はわかりませんが、やっぱりチェックインできていないようです。
国際線乗り継ぎなら30分前まで
そしてスタッフから、荷物を預けるのはもう間に合わないと言われました。
えっ⁈
あとでANAサイトを調べると、国際線への乗り継ぎがある場合は30分前までに手続きを済ませるよう書いてあります。
混雑していなければギリギリ間に合ったはずですが……。
本当にバスを遅らせたのが悔やまれます。
スタッフからは、次の便へ振り替える選択肢も提示されました。
でも次の便だと関空からのミュンヘン便に間に合いません。
そう伝えると、スタッフはあちこちに連絡したり指示をあおいだり。
長く感じましたが、トータルでせいぜい10分くらいでしょうか。
結局
- 荷物は搭乗口で預ける
- 関空で一旦荷物をピックアップし再度預け直す
……という手順になりました。
つまり、荷物をこのカウンターで預けていると間に合わないので搭乗口で。
チェックインは緊急的に国内線部分のみ済ませるので、残りは関空で。
詳細の説明はありませんでしたが、たぶんそういうことだったのだと思います。
搭乗口が遠い
関空までの搭乗券はその場で発券されました。この券には6:53の表示が残っているので、この時点で出発まであと17分。
保安チェックを済ませ、スーツケース2個を引きずりながら搭乗口まで急ぎます。
若い女性スタッフが預け入れ荷物の大きい方を引っ張って、誘導してくれました。
ここでまた不運なことに、搭乗口が67Aとやたら遠い!
空港到着時に搭乗口を確認したときは34だと思ったのに。都合よく見間違えた?
「プレミアムチェックイン」は保安検査場Cのところにあります。
搭乗口34なら目の前ですが、67Aは「9分」と書かれています。
女性スタッフに促されて走ります。
しかし私は年齢もさることながら、ひどい運動不足。途中で走れなくなる体たらくです。
スタッフは大きい方のスーツケースを引っ張って、どんどん走っていきます。
若いとはいえ、ヒールの高い靴でよくあんなに走れるなあ……と感心。
なんとか搭乗口にたどり着くと出発時刻10分前でした。
まだ他の乗客も搭乗中です。よかったー。
その横のカウンターで荷物を預け、搭乗口へ。
一緒に走ってくれた女性は、カウンターのスタッフから荷物を積む作業を手伝うよう指示されていて、お礼を言う間もありませんでした。
何から何まで申し訳ない!
ありがとうございました。
おかげでなんとか滑り込みセーフ。
反省の弁
今回は出発からいきなりトラブルでした。
自業自得としか言いようがありません。
- 前日の台風の影響でリムジンバスが混雑し、思ったほど早く到着しなかった
- 前日の台風の影響で羽田空港が異常に混雑していた
- チェックインのシステムに何らかのトラブルがあった
- 搭乗口が思ったよりはるかに遠かった
と、悪いことは重なるものです。
思惑通りだったら、あと10分早く空港に着き、空港はガラガラ、チェックイン済みなので手続きはスムーズ、搭乗口も目の前。
あの時間に出発しても十分間に合っていたはずでした。
でも、一つ歯車が狂うとこんなことになってしまうのです。
海より深く反省!
スタッフの皆さんにもたいへんご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳なく思っています。
これからは早めの行動を心がけようと心に誓い、機内に乗り込みました。
席に着き「これで予定に追いついたから、もう後は大丈夫」と安堵。
しかし実は、まだこの後もトラブルを引きずることになるのです。
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