ウィーン中心街を歩く:2019ドイツ旅・ウィーン編6
ウィーンではオペラを見るのとホイリゲに行くのが大きな目的でした。
普通の観光は全然しないで……。
でも、食事と買い物の合間にちょっと街をぶらついたので、今回歩いた場所だけ独断と偏見でまとめてみます。
シュテファン大聖堂
まずはホテル近くの西駅(Westbahnhof)からUバーンのU3で5駅目。
シュテファン広場(Stephansplatz)で降りました。
ウィーンと言えばやはりここシュテファン大聖堂。
来るたびに必ず写真を撮ってしまいます。
今回は中に入りませんでしたが、過去に撮った写真を。
2016年9月撮影
モーツァルトの結婚式や葬儀が行われたことでも有名ですね。
ここから王宮までぶらぶら歩きます。
グラーベン
水飲み場
シュテファン大聖堂からグラーベン(Graben)という通りに入ると、水飲み場(Trink Wasser!)があります。
日本では普通に見かける水飲み場ですが、ヨーロッパでは珍しい。
ヨーロッパの水道水は飲用に適さないことが多いためです。
でも、ウィーンの水道はアルプスの天然水。
カフェでも無料で水が出てくるほどです。
デメルの朝食も水が付いてきます(2013年1月撮影)
これも日本では当たり前ですが、外国では珍しいですね。
ペスト記念柱
水飲み場のすぐ先にはペスト記念柱(三位一体像)。
17世紀にヨーロッパを襲ったペスト。
多くの人が亡くなり、ヨーロッパ各地に記念柱がありますが、ウィーンのは特に豪華で見事です。
これも来るたび必ず写真を撮ってしまいます。
3枚とも2014年5月撮影
細部まで、とても美しいです。
馬車
グラーベンを横切るユンクフェルンガッセ(Jungferngasse)は、馬車とバスの通り道。
バスが馬車の後をついてきます。
ゆっくり、ゆっくり。
小路に限らず、大通りでも、馬車の速度に合わせて車が後をついていく光景を見かけます。
ちょっと微笑ましい(^^)
コールマルクト
突き当たりを左に曲がるとコールマルクト(Kohlmarkt)という通りに入ります。
デメル
デメル(Demel)は日本にも出店してますが、ここが本店。
ウィーンに来た際は、お土産を買いに必ず立ち寄ります。
今回は買い物だけでしたが、時間があるときにはカフェも利用します。
デメルはザッハートルテが有名ですが、ジャムがとっても美味しいので、朝食もオススメです!
デメルの「ウィーン風朝食」(2013年1月撮影)
ショパンの住居跡
デメルの向かい側の建物の柱に、ショパンのレリーフが。
窓ガラスにデメルの看板が写り込んでいます。
ウィーン旅行は学生時代やツアーで来たのも含めると8回目ですが、このレリーフ、初めて気がつきました!
ショパンってあまりウィーンというイメージがない……。
1830年11月から1831年7月まで、ここに1900年まであった建物の4階に住んでいた、と読めます。
ミヒャエル広場
王宮前の広場に出ました。
ロースハウス(Looshaus)
「装飾は罪悪」とするアドルフ・ロース(Adolf Loos)の代表作。
ウィーンにはユーゲント・シュティール(Jugendstil=アールヌーヴォー)の建築が多く見られますが、それとはまた違うモダン建築。
確かに簡素なデザインですが、それでもオシャレ!
全く詳しくないのですが、ウィーンは建築を見て回るだけでも楽しいです。
モーツァルト記念像
王宮を抜けてリング通りに出ました。
路面電車の停留所「ブルクリング(Burgring)」へ行くと、ちょうどモーツァルト記念像の前だったので写真撮影。
ウィーンゆかりの作曲家は多いのですが、何だかモーツァルトはやっぱりちょっと特別扱いな感じがします。
以上。
ウィーンはまだまだ見どころいっぱいなのに、ほんの一部だけで申し訳ないのですが……。
ほかは、また別の機会に。
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