銀座の坐来大分でディナー

 
10月下旬、銀座のホテルに1泊しましたが、第1の目的は「坐来大分」でのディナーでした。

zarai.jp

期待以上に美味しかったです!

詳細をご紹介します。


大分の美味しいものをいただく

 
私ははるか昔、まだ20代の頃、大分に数年住んだことがあります。

有名なブランド魚の関アジ、関サバ、城下カレイ、臼杵のフグが美味しいのはもちろん、ホントに何でも美味しくて。
気候も温暖で、海も山もあって、苦労しなくても美味しいものが食べられる土地。

よく食べに行っていたビストロのマスターが「大分の飲食店はレベルが高いので、大分で成功すれば、東京で店を出しても大丈夫と言われているくらいなんですよ」と言っていたのも納得の水準でした。

そんな懐かしさもあって、「坐来大分」は以前から一度行ってみたいレストランでした。でも、自分の中の大分のイメージが壊れると嫌だし、お高めなこともあり二の足を踏んでいました。

今回訪れることができたのは、ふるさと納税のおかげです。

www.meinereise.me

昨年大分県内某市に寄付をして、ペアお食事券をゲット。
念願叶って訪れました。

土曜日は16:00オープンなので、オープンとともに入店しました。一番乗りです。

ドリンク

 
まずは飲み物。
私はワイン、夫は日本酒です。

安心院ワイン

 
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大分といえば麦焼酎ですが、安心院(あじむ)ワインもそれなりに知られていると思います。

TV番組「マツコの知らない世界」でも紹介されたようですね。今回、この記事を書くために調べて初めて知りました。

安心院ワイン、私は飲んだことありませんでした。日本のワインはイマイチという印象があったので……。

でも最近、日本のワインが美味しくなったとあちこちで聞くことが多くなっているので、せっかくだから頼んでみるか、と。

やっぱり最初はスパークリングでしょう。

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1杯1650円はお高めですが、食事が無料なので、チャレンジしてみました。

驚きました。シャンパンにも引けを取らない味! 安いシャンパンよりずっと美味しいと思いました。

これが美味しかったので、この後もずっとワインにしました。

日本酒

 
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ここ坐来は日本酒メニューも豊富です。全て大分県産。大分でこんなに日本酒が作られているとは知りませんでした。

夫は気に入ったらしく3種類飲んでいました(銘柄は失念)。

器は小鹿田焼

 
器は小鹿田焼(おんたやき)。大分・日田特産の陶器です。

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小鹿田焼パンフレット表(PDF)
小鹿田焼パンフレット裏(PDF)

この文様、住んでいた頃は特に惹かれなかったのですが、今見ると味わい深い。年齢とともに趣味も変わりますね。

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2杯目の酒器は全く異なる模様。これも小鹿田焼です。
こちらのお店の器はすべて小鹿田焼とおっしゃっていたと思います(記憶違いだったらごめんなさい)。

ディナーコース「豊山」

 
お食事券は「豊山」(ほうざん)という9100円のコースです。

咲き付け

 
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臼杵かます焼合せ 九重椎茸 挟間茄子

かます、しいたけ、ナスそれぞれに美味しく、この先の料理が楽しみになります。

前菜

 
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日出銀杏飯蒸し 挟間柿胡麻和え 国東姫だこ柔煮 臼杵アメタ七味干し

全体に秋を意識した盛り付けで、キレイです。
「アメタ」はイボダイのこと。
これもそれぞれに全部美味しかったです。

郷造り

 
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りゅうきゅう 豊の活ぶり 味一葱 長命草

ワイン2杯目は白ワイン。
2種類あるうちから「スッキリしている」というイモリ谷の方をチョイスしました。お刺身類によく合います。


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これがりゅうきゅう。すみません。写真を撮る前に少し食べちゃいました。

「りゅきゅう」は、いわゆる「漬け」のことです。
青魚を醤油ベースのタレに漬けておいたもの。
大分は美味しい魚がたくさんとれるので、美味しく保存して食べる知恵なのかなと思っています(正確な由来などは知りません)。

お店ではたっぷりネギを乗せて供されました。
りゅうきゅうが見えません(笑)。

りゅうきゅうは普通、ご飯に乗せたりして食べますから、このたっぷりネギがないと味が濃すぎるんでしょうね。

ネギのおかげで(?)上品なりゅうきゅうでした。アルコールのお供にぴったり。美味しかったです。

コース外のお造り

 
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地元から毎朝空輸される魚のお刺身を勧められ、コース外で注文しました。

関サバはシーズン前でしたが、ブランド魚の関アジ、関イサキに加えて、アメタ、ヤリイカの計4種。
柑橘は当然カボスです。

関アジ、やっぱり美味しいですねー。
関イサキは初めて食べました。淡白で上品な白身です。
アメタは上記の通りイボダイ。炙ってあっていいお味。
ヤリイカも好きなのでうれしい。
そしてカボス。レモンやすだちとも違って、いぶし銀な感じ?が好きです。

いずれも美味しかったです。追加注文してよかった。


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店は8階にあるため見晴らしが良く、首都高や有楽町駅が眼下に見えます。
そろそろ日が傾いてきました。

酒肴

 
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臼杵かわはぎ唐揚げ 竹田原木きくらげ かぼす

臼杵はフグが有名ですが、まだシーズンではないのでカワハギ。
でもこのカワハギの唐揚げ、絶品でした。また食べたい。


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3杯目は赤ワイン。この後に来る牛肉に一番合いそうな「小公子」を選びましたが、カワハギの唐揚げにもちゃんと合いました。
しっかりしていてまろやかで美味しい。フランス産にも負けないと思いました。


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夕暮れの街が趣あっていい雰囲気です。

主鉢

 
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おおいた和牛リブロース炭火焼 挟間野菜 一年熟成柚子胡椒 大蒜味噌

写真を見ただけでも美味しそうですが、見た目以上に美味しかったです。
炭火焼の外側と中のサシが入った部分のレアな感じが絶妙。そして、口の中ですぐにとろけます。

しかし大分の和牛って「豊後牛」じゃないの?

訊いてみると、最近名前を変えたのだそうです。
「豊後」だと「大分」って分かってもらえないらしい。それで「おおいた和牛」。

豊後牛で馴染んだ身としては複雑な気持ちですが、それでこの牛の良さが伝わるのであればよしとしましょう。

豊後牛は関西の方の有名和牛の種牛なので、実は同様に美味しい、と地元では言われていました。真偽は不明ですが、それくらい美味しいのは事実です。
美味しさの割には全国に全然知られておらず、名前を変えて売り出そうと考える気持ちも分からないではないですね。


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お茶をいただきました。
器が私のイメージする典型的な小鹿田焼。ほっこりします。

〆の逸品

 
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佐伯あつめし 豊の活ぶり 香乃物

「あつめし」は「りゅうきゅう」を使った丼(お茶漬け)です。

正確にいうと、「あつめし」と「りゅうきゅう」は別の地域の食べ物のようですが、まあ、物としてはそんな感じ。

これが美味しくないわけがない!
お漬物も含めて完食しました。大満足です。

甘味

  
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ほうじ茶プリン

お品書きには「彩々」と書かれていました。その時々で変わるのでしょうね。

ほうじ茶の甘い香りで、こっくりした味わいにお茶らしい爽やさが加わったプリンでした。最後の最後まで美味しかったです。

お会計

 
コースはお食事券があるので、2人分の18,200円(+税サ)は無料です。
別に注文したドリンク類とお造りで、合計14,672円でした。

うーん。金額だけ見るとやっぱりお高いです。お食事券がなかったら来ようと思わなかったでしょう。

でもその価格に十分、いや、十二分に見合ったお味とサービスでした。

年に1回くらい、特別な日に奮発して、また是非訪れたいと思います。


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