上海浦東空港のエアチャイナラウンジ:2018ドイツ旅・復路編4

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2018年9月11日(火)

フランクフルトから10時間40分くらい。
予定通り午前10時ごろ上海浦東(プードン)空港に到着しました。

過去に北京の乗り継ぎで飛行機が飛ばず1泊したので、中国経由には苦手意識があります。

今回はスムーズに乗り継げるのでしょうか。
不安を抱えつつ、飛行機を降り、エアチャイナラウンジを目指します。

航程

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ベルリンと、ルツェルン、チューリッヒを訪れた旅も最終盤です。

復路は3レグあり、2レグ目が終わったところです。

ビジネスマンたち、パリッと

ルフトハンザのフランクフルト→上海便ビジネスクラスに乗っていたのはほとんどが欧州系ビジネスマンでした。

正しいビジネスクラス客(?)が多い路線です。

しかもみなさん、欧州系なだけあって上背があるのでスーツをパリッと着こなし、仕事へと戦闘モードで歩いていきます。
ちょっと出勤ラッシュ的な。

ビジネスクラスって本来はこういう世界なのか……。
年1回、夏休みに特典航空券でビジネスクラスを利用するだけ、しかも呑んだくれてるだけの私には、別世界でした(笑)。

漢字のインパクト

空港の建物に入ると表示を頼りに歩きます。

そこで漢字のインパクトって大きい!と実感。

もちろん英語表記もあるのですが、どうしても中国語に目が行って読もうとしてしまうのです。漢字の国の人間なんですよね。

でも中国語は全く分からないので、英語にたどり着くまで逆に時間がかかってしまって、にわかには理解できません。

立ち止まってじっくり確認するより、慣れた様子でどんどん歩く周囲のビジネスマンについていく方が手っ取り早い。一生懸命流れについて行きます。

入国審査は二段構え

まず入国審査。
銀行のATMコーナーのように、自動手続き機(?)がずらり並んでいます。

画面の指示通りにパスポートと指紋を自分でスキャン。

なんと指紋は両手の指10本全部採取するんですね!
びっくり。

クアラルンプールで両手の人差し指の指紋を取られて嫌な気分になっていましたが、全10本とは。

ビジネスマンのみなさんは慣れた様子で黙々とスキャンしています。
そういうもんなのか……。

スキャンが終わるとOKと書いたレシートのようなものが出てきたので、それを持って入国審査のカウンターへ。
カウンターではパスポートを出して顔認証のようなことをして通過。

二重の審査という感じですが、まあ、あっさり終わりました。

ターンテーブルは二つに分かれて

続いて、預けた荷物をピックアップします。

荷物を受け取るターンテーブルは、ファースト・ビジネスクラスと、エコノミークラスとで分かれていました。

荷物が出てくるのを待っていると、機内で隣だった男性と再会。

日本へ乗り継ぐ私がここにいるのを不思議がって「荷物を受け取る必要はないのでは?」と聞かれましたが、「ここで受け取って再度チェックインしなければならないと言われた」と説明すると、とても驚いていました。

「モーヴァ」?

ファースト・ビジネス専用ターンテーブルだから、私の荷物が出てくるのは遅いんじゃないかなーと思っていたら、並み居る上級会員(と思われる人たち)を差し置いて、なぜか早めに荷物が出て来ました。ラッキー!

すると隣席だった男性が私の荷物を見て「モーヴァ!」。

ん?
知らない単語。

戸惑っていると再び言ってくれたので、今度はちゃんと聞こえました。

「リーヴァ」(「モ」にアクセント)

発音からつづりを考えると……。

Rimowa

あっ!
そうか。

リモワをドイツ語で何て読むかなんて考えたこともなかったけど、そうか、ドイツ語読みなら確かに「リーヴァ」です。
っていうか、ドイツのメーカーなんだからこれが正しい発音でしょう。なんで今まで気づかなかったんだろう!

成田行きにチェックイン

荷物を無事ピックアップしたので、男性とお別れの挨拶をして到着フロアへ。

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そのままエレベーターで出発フロアに上がります。

この、到着してすぐ出発な感じ、修行を思い出します。

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エレベーターは2階から3階に上がるだけでした(笑)。

出発フロアは広々。

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13:05成田行き。手続きはDエリアです。

DにあるANAのビジネスクラスカウンターでチェックイン。

日本人スタッフはいませんでしたが、日本語で丁寧に対応してくれました。

出国手続きも問題なく通過。
今度は指紋採取ありませんでした。

71番ゲート近くのラウンジを目指します。

エアチャイナラウンジ

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けっこう簡単に見つかりました。

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カウンターで手続きを済ませ、中に入ると、上への階段があります。

上の階に行くとダイニングスペース、下の階は飲み物だけ。

お腹減ってないので飲み物だけにしました。

缶ビール3種

バーカウンターがありましたが、ビールサーバーはありません。
冷蔵ケースに缶ビールが入っています。

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缶ビールとソフトドリンク、ペットボトルの水がずらり並んでいて、しばらく悩んでしまいました。

バドワイザーは分かるとして、ハルピンビールって……?
それにこの「Asahi」ってなんだろう。
アサヒビールなのは分かるけどスーパードライに見えないし。

悩んだ末にアサヒを選択。

さらに水も欲しいのですが、青と紫の2種類のペットボトルがあります。
表示を読んでも違いがわからず、適当に青を選択。

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ビールグラスが置いてないので、バーカウンターでグラスをもらいました。

ビールも水も普通に美味しかったです。

落ち着かないトイレ

ここのトイレは衝撃的でした。

まず、なんと男女兼用!
まあ機内のトイレも男女兼用だけどね……。

中はそれなりに綺麗な洋式トイレ(TOTO)でしたが、トイレットペーパーを引くと、必ずペーパーが落ちます。
ペーパーホルダーの造りが、絶対に落ちるようになっているのです。

ペーパーホルダーは、芯棒を少し縮めてホルダーにセットするタイプですが、そのセットする穴の部分が浅すぎるため、ちょっと動くとすぐ外れるのです。

もしかして、紙を使うことを想定していないとか……?

便座も簡単に動いて今にも壊れそう。
落ち着きません。

ネット接続に制限

そして、やっぱり中国。
ラウンジ内はWIFIが使えますが、接続先は制限されています。

TwitterなどのSNSはもちろん、GoogleやYahoo!もつながりません。
私はメールをGmailとYahoo!メールで管理しているので、メールチェックもできません。

まあ、でも2時間くらいなので、ネット接続不要のパソコン作業をしながらビールを飲んでいると、すぐにボーディングタイムが近づいてきました。

搭乗口は88番。ラウンジ(71番搭乗口の近く)から5〜7分かかる、とチェックインカウンターで言われていたので、そのつもりでラウンジを出ました。

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