「ドイツ旅の魅力」シリーズ。
第1回から2カ月もたってしまいましたが……。
▼第1回はこちら
www.meinereise.me
ついに!第2回です(笑)。
今回のテーマは「お城」。
具体的には、ブログタイトルの背景写真とアイキャッチ画像にも使っております「ノイシュヴァンシュタイン城」です。
<目次>
ノイシュヴァンシュタイン城
2001年10月撮影。16年前の秋の画像です。
ノイシュヴァンシュタイン城は、ジグソーパズルやカレンダーでもよく見かける、ドイツを代表する美しい城です。
ノイ(新)シュヴァン(白鳥)シュタイン(石=この場合は石造りの城)という意味から「新白鳥城」と訳されることもあります。
19世紀、バイエルン国王ルートヴィヒ2世が建造しました。
ディズニーランドのシンデレラ城のモデルとも言われています。
確かに似ていますね。
学生の頃から一度見てみたいと思っていたのですが、旅に慣れていなかった私が訪れるには少々面倒な場所にあります。2001年秋、ツアーに参加し、やっと初めて実物を見ることができました。
紅葉に浮かぶ白亜の城は、期待以上に美しく、いくら見ていても飽きず、何枚写真を撮っても満足できず、後ろ髪をひかれる思いでこの地を後にしました。
「次は雪の中のノイシュヴァンシュタイン城を見たい」と思い、2016年2月、今度は個人旅行で訪れました。
その時に撮影したのがこの写真です。
ブログのアイキャッチ画像に使っている写真です。
残念ながら積雪ほとんどなし。
その年の降雪量にもよりますが、積雪の写真を撮るためには時期を慎重に選ぶ必要がありそうです。
長期休暇の時期を自由自在に選ぶのは無理なので、定年後の楽しみ、ということにします。新緑の季節も美しいかもしれませんね。季節を変えて何度も訪れてみたくなります。
観光名所は大抵、一度行けば十分と思うのですが、ここは違います。何度でも見たくなる美しさ、魔力みたいなものがあります。
ルートヴィヒ2世の逸話も興味深く、お城の魅力を一層引き立てるのですが、長くなるので割愛します。興味のある方はぜひ調べてみてください。
何度見ても、どこから見ても美しい
上の2枚は「マリエン橋」という有名な撮影スポットからの写真です。
お城が一番美しく見えるスポットですが、他の角度から見ても美しく、つい撮影してしまいます。
麓からは違う角度のお城が見えます。
上が2001年秋、下が2016年冬。
マリエン橋から見たお城を左側から撮影したものです。
山から少し離れると、また違う角度で見えます。
マリエン橋から見たお城の、ちょうど裏側です。
隣の「ホーエンシュヴァンガウ城」も可愛い
お城へと登る途中には、「ホーエンシュヴァンガウ城」があります。
ここはルートヴィヒ2世が幼少時代を過ごした城です。
登っていく道の横にあります。(2016年2月撮影)
こちらはノイシュヴァンシュタイン城から見下ろしたホーエンシュヴァンガウ城。
ケーキのような可愛らしさです。(2001年10月撮影)
ロープウェイからも見える
ノイシュヴァンシュタイン城の写真を3方向から紹介しましたが、ジグソーパズルやカレンダーの写真は、また別の角度から撮影されています。
誰もが一度は見たことがあるのではないでしょうか?
マリエン橋の写真で言うと、右側上方からの角度。
空撮?と思えるような画像です。
個人での撮影は無理なのかなあ……と調べて見たところ、ロープウェイに乗れば見えることが分かりました。
テーゲルベルク山に登るロープウェイ「テーゲルベルクバーン」です。
ホームページはこちら(ドイツ語、英語のみ)。
www.tegelbergbahn.de
ノイシュヴァンシュタイン城の登山口から路線バスで行けます。
バスのタイミングが合わなければ、歩いても40〜50分程度です。
写真はいずれも2016年2月撮影。
3枚中、上2枚はノイシュヴァンシュタイン城とホーエンシュヴァンガウ城の両方が写っています。1枚目のホーエンシュヴァンガウ城は小さすぎて見えないかも?
午後だったため逆光で、撮影はなかなか難しいものがありました。
天候や時間帯を選べればいいのですが。
やはり定年後の楽しみかなあ……。
ちなみにテーゲルベルクの山の上からは、お城は見えません。ロープウェイの中だけです。乗った時の位置どりも重要ですね。
周辺の地域も美しい
ノイシュヴァンシュタイン城の麓は「シュヴァンガウ」という村です。
シュヴァンは「白鳥」、ガウは辞書によると「(特に森林・水に富む肥沃な)地方、地区」。森と水に囲まれた美しい村であることが、名前からも分かります。
ノイシュヴァンシュタイン城から望むシュヴァンガウの風景を、最後にご紹介します。
上2枚は2001年、下2枚は2016年撮影
写真を何枚見ても、実際に見るのとは全く違います。
是非とも実物を見て、その魅力を体感してください。