ファーストクラスはミュンヘン経由?:2017ドイツ旅・準備編
ミュンヘン市庁舎(2016年1月撮影)
ビジネスクラスの特典航空券を希望の日程通り取るのは、なかなかハードルが高そう。
そこで閃きました!
ビジネスクラスがないならファーストクラスで行けばいいじゃない?
いろいろ調べたところ、ルフトハンザの特典航空券なら可能性がありそうです!
しかもフランクフルト発のルフトハンザ便なら、「ファーストクラスラウンジ」だけでなく「ファーストクラスターミナル」まで使えると知って、その豪華さにクラクラしました。
しかし、実現するかどうかは別の話。
引き続きいろいろ調べると、やっぱり簡単ではなさそうです。特に復路のフランクフルト発ルフトハンザ便。
ミュンヘン発のルフトハンザ便の方が、まだ可能性がありそうです。
本日はそのあたりの話を。
気になるところから読む
フランクフルト便はヒットしない
なぜ、復路のフランクフルト発ルフトハンザ便は難しいと思ったかというと、ネットで調べてもヒットしないからです。
特典航空券ではなく、通常の、お金を払って乗る方の航空券です。
ANAのサイトで「国際線航空券」を購入するときの手順で見ていくと、私の日程では、復路にフランクフルト発のルフトハンザ便が選択肢に現れないのです。
フランクフルト—羽田はANA便のみ
私の復路予定日で表示されるのは現時点でこれだけです。
羽田到着6:35。
この時間なら、帰国を丸1日伸ばすことができるので、この日に使うという選択肢はないのです。
というか、ANAの特典航空券を取るのが難しそうだからルフトハンザと考えたのに、ANAしか残ってないって……。
思惑、外れすぎ……。
往路もやっぱり厳しそう
往路もフランクフルト経由にしようとすると、直行便はANA便が2種類出てきますが、ルフトハンザ便は1便のみ、しかも安い方の「Value」は既に消えています。
ちなみに一番下の「乗継1回」というのはミュンヘン経由です。
ルフトハンザはミュンヘン便の方がやや残席に余裕があるのかもしれません。
余談ですが、ANA便の「Value」を使うとして、往路771,170円、復路629,690円。合計1,401,390円です。
往路のルフトハンザ便の「Full Flex」を使うと合計2,093,360円です。
往復ともに「Full Flex」なら300万円近い料金になる計算です。
陸で貯めたマイルでファーストクラスの特典航空券を入手して、こんな大金を払える人たちと同じ待遇を受けていいものなのでしょうか……。考えただけで気後れしてしまいます。
でも、だからこそ、やはり一度は乗ってみたい。憧れの世界です。
ミュンヘン発はルフトハンザ便がある
ミュンヘン—羽田だと選択肢が一つ増えました。
一番上の直行便、これがルフトハンザ便です。
下二つは「乗継1回」とありますが、いずれもフランクフルト経由。つまり上で見たフランクフルト発のANA便2本と同じです。
往路はミュンヘンでも同じ
往路は、一番上の1本は羽田発ミュンヘン行き、中の3本はいずれもフランクフルト経由なので、上の羽田—フランクフルトで見たのと同じものですね。
一番下はチューリヒ経由のスイスエア便で、これは特典航空券はNGとなっていますので、乗ることはできません。
ミュンヘンのファーストクラスラウンジ
ルフトハンザ便のファーストクラスは搭乗日の14日前に特典開放されますが、残席に余裕がなければ開放されません。
今の段階でこの状態では、望みはないと考えるべきでしょう。
ということで、まとめると、ファーストクラスの特典航空券が取れたとしても、復路のフランクフルト—羽田は無理ということです。
でもまだ、ミュンヘン—羽田のルフトハンザ便は可能性があります。
ルフトハンザのラウンジ利用条件
この一覧表で分かる通り、ルフトハンザの「ファーストクラスラウンジ」「ファーストクラスターミナル」は、当日のルフトハンザ便かスイスエア便のファーストクラス搭乗券を持っているか、HON Circle会員でないと利用できません。
ちなみに、HON Circle会員はルフトハンザの最上級会員で、ANAのダイヤモンド会員よりはるかに条件が厳しいそうです。
ミュンヘン—羽田が入手できれば
ルフトハンザの「ファーストクラスラウンジ」に入るためには、ミュンヘン—羽田の特典航空券を入手すること、これしか手段はなさそうです。
ミュンヘンのファーストクラス ラウンジも、フランクフルトの「ターミナル」には及ばないとは言え、かなり評価は高いようです。
2013年には「五つ星」を受賞。
今年は「ワールド・エアポート・アワード2017」で世界一に選ばれたそうです。
http://www.lufthansa.com/mediapool/pdf/48/media_385344348.pdf
レストラン並みのダイニングスペース、バー、仮眠室、バス付きのシャワールームなど、フランクフルトの「ターミナル」にある設備はミュンヘンにもあるらしく、しかもバスはジャグジーのようです。
ANAのファーストクラス搭乗券の場合
上記の表を見ると、ANAのチケットの場合は「スターアライアンス ファーストクラス航空券」に該当しますから、「セネター ラウンジ」が使えます。
それでも十分なんですよね。今までビジネスラウンジしか使ったことないのだし。
あんまり豪勢すぎても、どう振る舞っていいのか、分からなくなりそう。
ファーストクラスに乗ったというだけで舞い上がっているでしょうから、セネターラウンジで一歩ずつ新しい世界に入る方がいいような気もします。
まあ、いずれにしても、取らぬ狸の皮算用にすぎません。
ファーストクラスの特典航空券入手が簡単でないのは間違いありません。
いや、私の旅行日程はやはり、特典航空券を取るにはかなり厳しい日にぶつかっているのです。
最終的には、搭乗券が手にはいれば何でもいい、という状態になっているかも。
まだ1カ月以上あります。気を揉みながら過ごすことになりそうです。
はじめまして。
私も何となく毎年ドイツに旅行しているので色々共感いたしました。
最近羽田フランクフルトのビジネスクラス特典航空券はかなり取りにくくなったなあと思っています。
7月初旬にフランクフルトへ行った際,復路を1日ずらせればLHのファーストクラスに乗れたのですが,会議の予定があり残念ながら乗れませんでした。
LHのファーストクラスに乗るならフランクフルト発がやっぱりいいと思います。
ファーストクラスターミナル利用だと保安検査も出国審査もらくらくなので~。
無事発券できるといいですね!
長文コメント失礼いたしました。
しーさん、はじめまして! コメントありがとうございます。
やっぱりフランクフルト発の方がいいんですね。
今回は日程的に無理そうなのですが、ファーストクラスターミナルは来年以降の楽しみにします!