[SFC修行]研究:OKA-SINタッチと三角飛び
ANAのスーパーフライヤーズカード(SFC)🔗を獲得すべく、たくさん飛行機に乗る「SFC修行」。
今年(2018年)4〜6月にSFC修行をするつもりです。
昨年、いろいろ計画を練ったときには、4月以降でもチケットが入手できて、うまく修行ができそうに思えました。
しかし、どうも雲行きが怪しい……。
ANAの料金体系や制度がいろいろ変わっているようです。
改めてシミュレーションし直してみました。
(その後さらに変更されていますのでご注意ください)
修行計画の基本
SFC(スーパーフライヤーズカード)は、これがあればANAの上級会員でいられるクレジットカード。取得するためには5万PP(プレミアムポイント)が必要です。
以前の計画では「OKA-SINタッチ」2回と「三角飛び」1回の計3回で5万PPクリアできることになっていました。
OKA-SINタッチとは
OKA-SINタッチは、OKA(沖縄・那覇)とSIN(シンガポール)をタッチ&ゴーで回ってPPを稼ぐという、常人には理解不能の修行ルートです。
東京→那覇→東京→シンガポール→東京→那覇→東京
というルート、最短2日ちょっとで回ることができるため、週末をうまく活用すれば会社員でもPPを短期間で貯められます。
プレミアムエコノミーに搭乗し、ANAゴールドカードを持っていれば、1回で20,392PP得られます。2回やれば40,784PPです。
三角飛びとは
上記OKA-SINタッチ2回で足りないPPを補うのにぴったりなのが三角飛び。
東京→新千歳→那覇→東京
と三角形に飛べばいいので、これは1日でクリアできます。
こちらもプレミアムクラスに搭乗し、ANAゴールドカードを持っている場合、8,427PP獲得できます。
OKA-SINタッチ2回と三角飛び1回の合計は49,211PP。
微妙に足りないので、OKA-SINタッチの「国際線の国内区間」の普通席を1回だけプレミアムエコノミーにアップグレードして、984PP上乗せします。
合計50,195PPとなる計算です。
シミュレーション
まず、OKA-SINタッチについて、6月の第3週でシミュレーションしてみました。
那覇→成田→シンガポール→成田→那覇
その前後を羽田⇄那覇で挟みます。
チケット代は計186,550円。
1PP獲得あたりのコスト(PP単価)は9.15円です。
昨年の試算では181,780円だったので、5000円ほど高くなっています。
国内線のプレミアムクラスが値上がりしたようです。
さらに三角飛びのシミュレーション。
こちらも6月第4土曜日で試算してみました。
羽田→千歳→那覇→羽田
121,480円。PP単価は14.42円。高い!
去年は95,080円だったのに。
やっぱり国内線、高くなってますね。
OKA-SINタッチ2回と三角飛び1回にかかる費用は、単純計算で491,380円。
ほかにアップグレード代が15,000円必要ですので、50万円を超えてしまいます。
問題1・費用が高くなった
5万PPを貯めるフライトにかかる費用は、50万円が目安とされています。
つまり、PP単価10円。これより安い単価に抑えたいところです。
それに、できればあまりお金をかけずに修行したい。
航空券以外にもホテル代や空港までの交通費など、いろいろかかりますからねー。
修行費用は、貯めたANAマイルをANAスカイコインに替えることで捻出したいと考えています。
そのため、昨春に修行を思い立ってから1年後の今春を見据えてマイルを貯めてきたのです。
予算は21万6000マイル+α
私は元々「陸マイラー」なので、クレジットカードを使うことで年間9万マイル程度を貯め、ドイツ旅行に充当してきました。
そのマイルは今年もドイツ旅行用に必要です。
なので修行用には、それとは別に「ソラチカルート」でマイルを貯めています。
ポイントサイトでポイントを貯め、このルートでANAマイルに交換すると、1カ月最大1万8000マイルになります。
12カ月で21万6000マイルです。
*追記・ソラチカルートはその後廃止されました!
そのほか、修行のための航空券購入で貯まるフライトマイルも充当します。
スカイコインに交換して使用
ANAゴールドカードを持っていると、マイルは1.6倍でスカイコインに替えられます。21万6000マイルは、34万5600円相当のスカイコインになります。
航空券購入分のフライトマイルは、このシミュレーション通りなら32,143マイル貯まる計算なので、スカイコインにすると5万円ちょっと。
それを含めても、ざっと10万円程度は現金で補う必要があります。
うーむ。
10万円はけっこう大きい……。
昨秋のドイツ旅でファーストクラスに乗ったため、予定より9万マイル多く使ってしまったのが、ここにきて響いています。
問題2・アップグレードできない?
さらに気になっているのが、「アップグレードできるのか?」ということ。
この試算は、OKA-SINタッチの「国際線の国内区間」のうち1回を、普通席からプレミアムクラスへアップグレードすることが前提になっていますから、それができなかった場合は、さらに修行しなくてはならなくなります。
つまり、さらなる予算オーバーになる恐れがあるわけです。
その懸念に追い打ちをかけるのが、ANAの制度変更。
アップグレードは搭乗2日前から予約できるようになりますが、ただし、国際線の国内区間は対象外。
これって、私の場合、ほぼアップグレード無理なんじゃないのかなあ。
当日アップグレードしようとした時には予約でいっぱいになっていそうです。
うーーーむ。
問題3・そもそもチケット取れるのか
そして根本的な問題です。
5カ月も先のチケットでシミュレーションしたのですが、すでに残席が少ない便もありました。
早く押さえないと席がなくなってしまうかもしれません。
でも現時点では全く予定が立たないため、チケット購入は無理です。
会社員にとっては、これから異動の季節。
新年度の体制が固まるまでは、どうにも身動きとれません。
シミュレーションしたチケットは、いずれも「変更不可」。
「何が何でもその日は休む」と決め打ちするのはリスクが高すぎます。
別の修行方法も検討
やっぱり年が変わると、いろいろ変わってしまいますね。
この計画、今となってはいろいろハードルがありそうです。
選択肢の一つとして残しつつ、もっと自分に向いた無理のない修行がないか、他のルートも考えてみることにします。
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