ねことドイツとANAマイル

ANAマイルをためて毎年ドイツを旅しています

特典航空券断念の昨年を糧に:2017ドイツ旅・準備編1

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ベルリンのテレビ塔(右)とマリエン教会(2015年撮影)
 
 
今年はベルリンへ旅行しよう!と、早い段階から心に決めていました。
昨年行っていないし、そろそろ行かないと。買いたいものもあります。
 
しかし、昨春の人事異動で以前より旅行しにくい環境になっているので、簡単にはいきません。
実際に昨秋は特典航空券を断念して、格安のエコノミーチケットでウィーンに行きました。
 
 
<目次>

 
 

6連休しかとれない

 
2016年4月の人事異動で、私は最長6連休しか取れない職場に来ました。
しかも「夏休み」という縛りが厳しく、「7〜9月」に限られます。
 
以前は、最長で10連休が可能でした。
しかも時期は5〜11月ごろ(1〜2月も可能)で、同僚とバッティングしなければ好きなタイミングで休暇を取ることができました。
つまり、特典航空券が取れた日程に合わせて連休を取るということが可能だったのです。
 
さらに、同僚とバッティングしないということはオフシーズンということ。特典航空券が取りやすい時期です。
陸マイラーでドイツ旅行好きの私には願ったり叶ったりの環境でした。
 
長い連休が好きな時に取れる。それが異動で一変してしまいました。
欧州旅行には十分とは言えない長さの連休。
しかも休みに合わせて特典航空券を取らなくてはならなくなりました。
 
また、私のドイツ旅行の目的の一つは、本場のクラシック音楽を堪能することなのですが、クラシックのシーズンは、だいたい6月ごろに終了し、9月ごろに新シーズンが始まります。

連休が取れる時期のうち、7〜8月は航空券が高くて入手しづらい「ハイシーズン」なのに加えて、音楽のオフシーズンでもあるのです。
自動的に私のドイツ旅は9月に限られます。
厳しいー。
 
 

旅は諦めたはずが……きっかけはフォークト

 
実は人事異動の前、この職場は「最長5連休」と聞いていました。
なので、「この職場にいる間はドイツ旅行は無理だな」と諦めていたのです。
欧州旅行は移動だけで3日分くらい必要ですからね。
5連休では事実上2日間の旅。さすがの私もそれでは行く気になりません。
 
しかし。
休みがついてみたら、実際は6連休だったわけです。
でも、これまた微妙。実質3日です。
どうしよう……。悩みました。
 
そこで試しに、その6連休、各地でどんなコンサート・オペラをやっているのか、調べてみました。
そうしたら、ウィーン国立歌劇場の演目に「ローエングリン」(ワーグナーのオペラ)があり、主演のローエングリンはなんと、クラウス・フロリアン・フォークト(テノール歌手)ではないですか!
 
フォークトは現在「世界一のローエングリン歌い」と言っていいと思います。
日本にも来て新国立で歌ったりしていましたが、それすら聴きに行けなかった私にとっては降って湧いた幸運です。しかも、しかも、ウィーンのあの美しい音色で聴けるなんて、千載一遇のチャンスとは正にこのこと! 神様がウィーンに行きなさいと言っているに違いない!!(無宗教ですが)
 
……と盛り上がり、急遽ウィーン旅行を決めたのです。
 
 

「実質5日」の欧州旅行を実現するには

 
さらにその前後の日も、見たい聴きたいプログラムが目白押し。
詳細はこちらに書いたとおりです。
 
www.meinereise.me
 
 
これらのプログラムを全部堪能するためには「実質3日」じゃダメなのです。「実質5日」にしないと。5夜、きちんと会場に足を運べるように旅程を組み立てなければなりません。
 
そのためには

  1. 仕事の最終日、そのまま空港へ行き、深夜あるいは未明に日本を出発、欧州には連休第1日の昼間までに到着する(第1日の夜もオペラに行ける)
  2. 連休の最終日(第6日)に欧州を出発し、仕事の初日の早朝に日本に到着、そのまま出勤する

という旅程でなくてはなりません。
 
 

時間を有効活用できる航空券

 
そんな旅程を可能にしてくれる航空券が、ANAにあります。
羽田—フランクフルト便です。
 
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羽田に国際線が発着するようになったおかげです。これなら完璧です。

しかし人気なのか、ビジネスクラスの特典航空券は常に「空席待ち」。予約開始の355日前にサイトを見ても空席待ちです。
今、9月の予約をしようとすると、ビジネスクラスはもちろん、エコノミーまで空席待ちです。どうにもなりません。
 
昨年は、この特典航空券を獲得するための作戦を練る時間的余裕はありませんでした。
ネットで条件を満たす航空券が購入できたので、それで良しとしました。
 
 

余談ですが…オーバーブッキング

 
ちなみにこの昨年の航空券は、当然エコノミークラスの格安チケットです。
往路はエールフランス、復路はKLMでした。
 
しかし、なんとエールフランスは大量のオーバーブッキング! 
「ウィーンに昼間着けばいい」私は、すでにウェブ・チェックインを済ませていたものの、「他社に変更してもいいですよ」と手を挙げてエミレーツに変更し、代償として17,300円もらいました。
エールフランスは初めて乗るはずだったのですが、相性が悪いのかもしれません。「二度と乗らない」と心に決めました。
 
エールフランスはオーバーブッキングですから、当然満席で、私の座席は窓側でも通路側でもない、中央の内側でした。
この席が嫌だというのもあったんですよね。それで「変更してもいい」と受け入れたんです。
これが正解で、エミレーツでは希望通りの通路側、しかも前に座席がない席で、足元は広々。ラッキーでした。
 
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ドバイ国際空港。早朝でもたいへんな賑わい(2011年撮影)
 
というわけで、突然ドバイ経由となりました。
早朝にドバイに到着し、乗り継いでウィーンに昼ごろ到着するという旅程です。
エミレーツ搭乗は2回目です(ドバイ空港の写真は以前利用した時のものです)。
 
 

ラウンジが使えると助かる

 
ANAダイナースカードを持っているおかげで、ドバイ空港ではラウンジでゆったりできました。
以前の時の記憶があったので、「カードでもちゃんとしたラウンジだった」と思って探しました。
 
国内では、カードラウンジって貧相だったりしますが、海外だと航空会社のラウンジが普通に使えるところも結構あるんですよね。
ドバイのラウンジも、入り口にダイナースのロゴと航空会社のロゴが並んでいました。
 
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こちらも2011年撮影
 
ANAダイナースは年会費が高いのでその後解約し、楽天ゴールドカードでプライオリティパスを入手しました。
やはり急にエコノミークラスに乗ることもあるので、ラウンジが使えるクレジットカードを持っておくのは重要ですね。
ラウンジが使えるだけで全然疲れ方が違います。
SFCを取得するまでは、プライオリティパスを有効活用したいと思っています。
 
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復路で訪れたアムステルダム・スキポール空港のラウンジ
 
 

エコノミーでも疲れないコツ

ところで、エコノミークラスでこの旅程(前後に仕事)、普通はツラいものなのかもしれません。
体力的にはもちろん、早朝から出勤しなければならない人は、復路が時間的にちょっと厳しいですよね。飛行機が遅れるリスクもありますし。

私の仕事は一部シフト勤務で、昼ごろ出勤することも可能です。
この時も帰国後は昼過ぎから深夜までのシフトだったので、体力的には結構しんどかったのですが(この後の週末は爆睡しました)、エコノミークラスの移動自体は特にツラいと感じませんでした。
 
普通の感覚なら、これって十分「修行」の領域なのかもしれませんね……。
SFC修行の先人のブログを拝見していると、SINタッチなど、かなりのダメージを受けています。

私は何度もドイツ旅行をしている間に、飛行機に長時間乗っても疲れない工夫ができるようになりました。

もともと乗り物に強いということもありそうですが。乗り物酔いってしたことないし。漁船に乗っても大丈夫だったし……。
とはいえ、やっぱり気をつけていることはあります。
 
私が飛行機の長時間移動で気をつけていることは、すでに書いた

  1. 座席は通路側を選択する(足が伸ばせる、頻繁にトイレに立ったり歩いたりできる)
  2. ラウンジを楽しんでゆったり過ごす

以外に、特にエコノミークラスの場合は

  1. ビジネスクラスに乗った時にもらえるようなアメニティを自分で持ち込む(乾燥防止のものや、むくみ防止の靴下、スリッパなど)
  2. 足置きを持ち込む(風船のように膨らまして使えるものを愛用しています)
  3. 水を頻繁に飲む

 
くらいでしょうか。
長時間飛行が苦手な方に、参考になれば幸いです。
 
 

おまけ

そうそう。

さらに余談ですが、昨年のウィーン旅行、きっかけとなったフォークトは急病のため出演せず、急遽代役が立てられたのでした。
 
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フォークトの急病と代役を伝える歌劇場ロビーの張り紙
 
まあ、でも、フォークトがいなくてもオペラ自体は素晴らしかったし、他の演目もとても良かったので、ウィーンに行って良かったことに変わりはありません。
行って良かったのは良かったのですが……。
旅ってホントいろいろありますね。
無宗教とか言ってるから、神様が意地悪したのかなー。
でも、こうして心残りがあると、リベンジのためにまた行くことになるわけです。ドイツ旅は続きます。